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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

古河市No.1を目指す
実力派の防水塗装会社

 

仕事観を変えた親方との出会い

 
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岩崎 ここまでお話をうかがって、青木代表の経歴に興味がわいてきましたよ。建設業界に入ってどれくらいになるのでしょうか?
 
青木 業界歴でいうと10年以上になりますね。最初は、神社やお寺の補修工事などを行う宮大工として、6年ほど経験を積みました。建設業に関する基礎的な技術は、その時に身についたと思います。その後は一度、建設業界を離れ、大手製造会社の工場で4年ほど勤務しました。その際、努力の甲斐もあって班長の役職にもついていたんです。ところが、宮大工で体験した建設業の楽しさが忘れられず、もう一度、建設業界に戻ることを決めました。それから、現在の仕事と同じ防水塗装工事を行う会社に入ったんです。
 
岩崎 宮大工さんとしてのお仕事が、建設業界での最初の一歩だったんですね。その後、別の業界で結果を出しつつも、再び建設業界に戻りたいと思うほど、建設のお仕事にやりがいを感じておられたわけですか。
 
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青木 そうなんです。でも、実は最初から仕事がおもしろいと感じていたわけではありませんでした。しかし、その会社の親方がとても気さくな方でして、みんなで和気藹々と仕事をする雰囲気が気に入ったんです。しかも、親方の仕事を見てみると、他の職人さんと楽しそうに話しながら作業をしつつも、仕上がりは非常にきれいだったんですよ。仕事は早く丁寧にこなし、それでいて余裕を感じる親方の姿はとてもカッコよく見えました。
 
岩崎 職人さんというと、ご高齢の方も多く、縦社会で立場の上下に厳しいイメージがあります。でも、その親方は一般的なイメージとはまったく異なる雰囲気ですね。
 
青木 はい。親方との仕事は堅苦しさがなく、明るく賑やかな雰囲気で作業ができました。塗装作業で使う塗料で汚れた服を見て互いに笑い合うなど、いつも必ず楽しいことがあったんです。仕事は一人ひとりが黙々と集中して行うものだとという、私がそれまで持っていた仕事観が、親方との仕事を通して大きく変わっていきましたね。