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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子の自立心育てる学習塾
併設の駄菓子屋も学びに

 

子どもの学びとだんらんを一つの場で

 
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亀山 それにしても、こちらは一軒家を塾として利用されているのが印象的です。机が並び、前には教壇があって──という一般的な塾の教室のイメージとはかなり違いますよね。
 
松本 あまり塾感を出したくなかったんですよ。このリビングは子どもたちのだんらんのスペースになっていて、誰が来てもいいようにしています。
 
亀山 お菓子があるしマンガもあって、これは通いたくなりますよ(笑)。家全体も、自習室も充実していて、メインの教室は本当に広々していますね。そして、どうしても触れないわけにいかないのが、1階の駄菓子屋! 昔ながらの空気感は、実体験で知っている世代としては見ているだけでワクワクしてきます。
 
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松本 もともとは別の場所に塾を開いたんですよ。おかげさまで生徒の人数が増えてきた際、もっといろんな人が集えるようにしたいと思い、一軒家に移転しました。塾は堅いイメージになりがちなので、誰でも通える昔の寺子屋のように子どもたちの交流の場になればいいなと思い、2階を教室にして1階には駄菓子屋をオープンしたんです。塾は小学4年生からでも、店にはもっと小さな子たちも来ますからね。お菓子の値段をわかりやすくしてあるので、計算の練習にもなると思いますよ。
 
亀山 昔は、100円握り締めて、何が買えるか自分でプランを立てながら店内を歩いたものです。教育に置き換えれば、詰め込み型ではなく体験型ですね。普段の生活の中で「計算って必要なんだ」と、買い物を通じて理解できますよね。小さい子には100円や200円も大きい金額だから、ペーパーテスト以上に気合いが入りますよ(笑)。
 
松本 塾では、勉強の小休憩に買ったお菓子を食べてもOKにしていまして。その日に学校であったことを気軽に話せて、お菓子が買えて、もちろん勉強もできる(笑)。そんなメリハリのある場所を子どもたちに今後も提供していきたいですね。
 
亀山 自立を重んじる塾と、勉強の入り口でもある駄菓子屋をミックスすることで、きっと全国でも珍しい空間が出来上がっているように感じます。これからも子どもたちが生き生きと学んでいける場所づくり、私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ワクワクする未来を考えること。目の前の結果やできごとにとらわれると、つらいことが目につきます。でも、それもこの先の糧だと思えば見え方も変わりますよね。「無限の可能性を持つこの子たちはどんな大人になるんだろう」と、イメージすることで、仕事が楽しくなるんです。
(松本剛)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 Study room 至 ITARU
■ 所在地 〒755-0151 山口県宇部市大字西岐波今村北4-23-10
■ 事業内容 学習塾の運営
■ 創業 令和3年4月
■ ホームページ https://juku.teachers.studysapuri.jp/case/23 (スタディサプリ)
■ Instagram https://www.instagram.com/studyroomitaru