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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族連れから宴会まで!
誰でも楽しめる焼き鳥店

 

絶妙な塩加減と強い炭火で一気に焼き上げる

 
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飯星 例えばこちらの「こころのこり」という希少な部位は、心臓と肝臓をつなぐ器官でホルモンのような味わいが楽しめます。もも肉の付け根にある「ソリレス」は1羽からピンポン玉ぐらいの大きさが2個しか取れません。胸肉のようなあっさりした味が特徴なんですよ。ぜひ、タージンさんに召し上がっていただきたいと思っています。
 
タージン もちろん喜んで。どちらも初体験の部位なので楽しみですよ。──これは驚きました。ソリレスはしっかりした歯応えがありますね。こころのこりの食感も独特だ。口の中で「きゅっきゅ」という音がしてきました。それに塩とタレの味付けが絶妙ですね。
 
飯星 当店の焼き鳥は、塩を乗りやすくするため焼く前にグレープシードオイルを塗っているんですよ。また、塩は下側に7割、上側に3割を振っており、舌に触れる下側に濃く振っているためおいしく感じるのです。さらに、炭をギリギリまで積み上げ強い火力で一気に焼き上げます。これにより肉汁を閉じ込めたジューシーな焼き鳥ができあがるんです。工夫を凝らした多彩な逸品の数々を堪能していただきたいですね。
 
タージン 飯星代表のこだわりは絶妙な塩加減にあるようですね。
 
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飯星 タージンさんのおっしゃる通りです。当店自慢の自家製タレには、食中毒を防ぐため肉を8割ほど焼いてから漬けてじっくり丹念に焼き上げます。ただ、焼き鳥の基本はあくまでも塩。ですからタレでご提供するのはねぎまとこころのこりとつくねに限っているんです。今日はその中からつくねも召し上がってください。
 
タージン それではいただきます。──なるほど、こちらも濃いめのタレが絶品ですね。一つひとつが大きくて、口の中でほどけるような食感が楽しめますよ。
 
飯星 ありがとうございます。私は焼き鳥を食べるのも大好きでよく他店に足を運んでいるものの、心からおいしいと感じたつくねに出合ったことがありませんでした。だからこそ試行錯誤を繰り返し、自分が本当に感動できるつくねを当店で完成させたんです。
 
タージン 炭火屋一さんは、焼き鳥のほかにもさまざまなメニューが充実しているのが嬉しいですね。一品料理についても詳しく教えてください。
 
飯星 私がお勧めする一品料理は、生でも安心して召し上がることができる「但馬地鶏のモモたたき ネギまみれポン酢」です。そのほか、かつおだしの「焼きおにぎりだし茶漬け」は女性に好評ですね。「チキン南蛮フライ自家製タルタルソース」もおかげさまで大人気なんですよ。