今の暮らしに何を足す?
諏訪 私たちが施工するリフォームとリノベーション工事では、工事の内容に関わらず、工事後に暮らしにプラスの変化が必ずうまれます。「暮らしに何を足す?」をテーマにし、今までの暮らしに性能や価値をプラスして、お客様を笑顔にしたいという思いを込めたブランディングをしました。
矢部 とても興味深い事業のことをうかがう前に、諏訪社長の歩みを知りたいです。ずっと住宅関係のお仕事をされてきたんですか?
諏訪 いえ、最初に就職したのはアパレル会社です。最初はアルバイトからスタートして、20歳から25歳までは名古屋で一番大きい商店街である大須商店街のショップで店長として働いていました。しかし、ユニクロさんの1000円フリース見た瞬間に、この価格と品質には勝てないと感じ、好きだったアパレル業界以外の道に進もうと決心したんです。それで情報収集の手段とし、多種多様な業種の面接を、80社ほど受けさせていただきました。
矢部 えっ、80社も? すごい行動力!
諏訪 そこで、当時まだ一般的でなかったリフォームを手がける仕事を知って、直観的に楽しそうだと感じ、営業職としてリフォーム業界に飛び込むことにしたんです。