B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安全で丁寧な施工を徹底
実績豊富な内装工事会社

 

若い頃から経験を積んだベテラン職人

 
glay-s1top.jpg
水野 あらためて高崎内装さんの業務内容について教えてください。
 
高崎 弊社では、部屋の壁や天井をつくったり、床やクロスを張り替えたりといった内装工事全般と、室内の配線やスイッチ、コンセントの設置といった電気設備工事を行っています。中でも、軽量な鉄骨を用いて天井や壁などの骨組みをつくる軽天工事と、その骨組みに石膏ボードを張り付けるボード工事に力を入れているんです。これらは天井部や壁の強度に関わりますので、建物の安全を守るためにも非常に重要な工事なんですよ。
 
水野 建築工事でいくつかの工程がある中、建物の形がある程度できあがった状態で行う内装工事は、各工程の段取りや建物の構造に対する知識も必要ですよね。そのうえ、壁や天井の強度を保つとともに室内をきれいに見せるための土台となる工事ですから、高い技術力も要求されると思います。そのような知識や技術を、高崎社長がどのように身につけてきたのか気になりますね。このお仕事を始めてから何年くらいでしょうか?
 
高崎 18歳からこの業界に入って、20年以上になります。もともと私の父が左官工事の職人をしており、中学生の頃から父の仕事の手伝いもしていたので、それを含めるとさらに長いですね。
 
glay-s1top.jpg
内装や電気設備の施行中の様子
水野 お父様が同じ建設業界の職人さんだったんですか。私の親族も建設業界の関係者が多いので、なんだか親近感がわきますよ。それでは、最初はお父様のもとでお仕事なさっておられたと。
 
高崎 そうなんです。マンションの外壁などをつくる左官職人だった父の仕事に関連し、コンクリートの壁面にボードを張り付けるGL工法を行う職人を6年ほど経験しました。父からはある程度自由に仕事を任せてもらえていたので、自分なりの方法を試行錯誤して技術を磨いたり、さまざまな業界関係者の方々と独自に交流を深めたり、非常に多くの経験を積むことができましたね。
 
水野 それは素晴らしいですね。お父様からの信頼が厚かったからこそ自由に任せてもらえたのでしょうし、その経験が現在までの数々の実績につながっているのではないかと思いますよ。