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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

実戦型のバスケアカデミーで
競技を超えた人材育成を

 

第2の拠点をつくり地域対抗戦を開くのが夢

 
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水野 滝澤代表ご自身も、バスケを通じて人間力を高めてこられたのだと感じます。今のお仕事を始めるまでは、どんなキャリアを歩んでこられたんですか?
 
滝澤 独立する前は、医薬品メーカーで経理財務の仕事をしていました。ですが、40代に入った頃から、自分が本当にやりたいことは何だろうと考えるようになったんです。会社員のまま転職することも頭をよぎったものの、それではこの頭のモヤモヤは晴れないだろうと思い、中学時代から約30年打ち込んだバスケで何か始めようと、周囲の心配をよそに会社を辞めました。子どもに接することも好きだったのでスクールを開くアイデアはすぐに浮かびました。それから約1年半はとにかく必死に動き回る毎日で、最近ようやく事業として明るい兆しが見えてきたなと感じています。
 
水野 30年も続けたバスケだからこそ、独立に踏み出す勇気も湧いたのでしょうね。今後については、どんなビジョンを描いておられるのでしょう。
 
滝澤 当面の目標は、今世田谷で開校しているクラスを会員さんでいっぱいにすることです。無料体験に来てくれた子どもたちと保護者の方たちからも良い感触を得ているので、もうひと押しがんばれば達成できるのではないでしょうか。そして、その先の目標は、2つ目の拠点をつくって、ここ世田谷のチームと定期的に交流戦を開いたりできるようにしたいですね。
 
水野 地域対抗の戦いですか、それもまた熱い展開ですね。ライバルがいるとよりモチベーションが高まりますよ。新しい拠点をどこにするか心積もりはあるのですか?
 
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滝澤 大阪など関西はどうかと思っています。あえて遠くの距離で展開することで、交流戦に臨む子どもたちのやる気も高まるのではないでしょうか。ただ、関東と関西の2拠点にするとなると、当然、私1人では回りませんから、バスケを教えられて、ビジネスにも明るい人を早く見つけなくてはいけません。今は大学生の子にアルバイトとして手伝ってもらっていて、すごく助かっているんです。今後事業をもっと大きくしていくために、これから人材確保に本腰を入れようと思います。
 
水野 滝澤代表は会社員生活に見切りを付け、破竹の勢いでゼロから大胆な挑戦をされたのかと思いきや、お話を聞いているとバスケに対して終始一貫した考えをお持ちです。それを子どもたちに伝えていこうという情熱も感じられ、すごく堅実な方だなという印象を持ちました。きっと、ビジネスにおける戦術眼もバスケのコートで磨かれたのでしょうね。アカデミーのますますの発展を私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分にとって楽しいことを仕事にするのが良いと思います。真摯に取り組めば、自然と結果もついてくるものです。仕事を楽しもうと無理をするのではなく、楽しいことを仕事にすれば良いんです。
(滝澤賢治)
 
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  ■ 社名 一般社団法人intellete/T-SAT BASKETBALL ACADEMY
■ 事業内容 バスケットボールアカデミーの運営
■ 設立 令和4年7月
■ 主な取引先 コプラ株式会社/株式会社SOSU/株式会社安藤スポーツ
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