実戦中心の練習で小学生をバスケに引き込む
滝澤 水野さんは相当なバスケ通とお見受けするので、逆に聞いてみたいですね。初めてボールを触る子も多い6歳から12歳を集めて、どんなトレーニングをしていると思いますか?
水野 そうだなあ、最近はドリブルなんかのスキルを自慢する動画もたくさんあるから、真似したい子も多そうだけれど・・・意外にゲーム中心なのかもしれませんね。
滝澤 さすが、正解です! 当スクールのモットーは、「賢さを育み、実戦力を極める!」なんですよ。どんなにすごいスキルがあっても試合で使えなかったら意味がないというのが私の考えなので、どんどん実戦を重ねて、その中でドリブルやパス、シュートもうまくなればいいと思っているんです。でも、ただやみくもにゲームをさせているわけではありません。状況判断、対戦相手、コートの環境など、全部ひっくるめてバスケなので、そういうめまぐるしく変化するゲームの空間を体験することで、頭を使ってプレーすることが楽しいと感じてもらいたいです。
水野 試合でしか学べないこともあるでしょうし、何より勝ち負けがあると燃えますからね。納得です。