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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

プロのドローン撮影術で センスが光る動画を制作
株式会社BASIS 代表取締役 長澤洋孝

 
プロフィール 埼玉県出身。大学卒業後、埼玉県の大学病院の総合事務職として就職。退職後は、フリーの映像制作者の活動をした後、公務員として市民病院に勤める。写真や映像の技術を活かし、ホームページ作成やPR動画撮影など広報活動にも従事した。カメラマンの師匠との出会いをきっかけに一念発起し、35歳で(株)BASISの代表取締役に就任。独自の技法などを強みに多彩な撮影を行っている。【ホームページ
 
 
 
2010年頃より急速に広まったと言われるドローンでの空撮。そんなドローンの可能性を広げているのが、「新しい感動を届けるため、常に独自の撮影技法に挑戦している」と力強く語る株式会社BASIS(ベイシス)の長澤洋孝代表取締役だ。公務員として病院で勤務していた経歴も持つ長澤社長がカメラの道に進んだ経緯から、どのような思いで映像と向き合ってきたのか、元チェッカーズの鶴久政治氏が対談を通して深く探った。
 
 
 

ドローン撮影の可能性を広げるカメラマン

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 本日は、写真撮影や企業PR動画、ドローン空撮動画、またWebコンサルティングまで手がけている株式会社BASISの長澤社長にお話をうかがいます。こちらでは、具体的にどんな撮影を行うことが多いでしょう?
 
長澤 弊社では企業PR動画などに加え、ドローンを活用した観光地や文化財のPR動画やアーカイブ動画の制作のほか、地方行政と連携した防災事業のための撮影などを行っています。もちろん、スチール撮影なども承っていますよ。
 
鶴久 動画に写真撮影、空撮動画まで幅広くお願いできるんですね! 最近ではドローン撮影の需要も増えているのではないですか?
 
長澤 おっしゃる通りです。一方で「ドローンで上空から撮影できる」というだけでは、もはや強みにはなりません。そこで、ドローンを用いた独自の撮影手法で動画や写真を撮影したり、高性能カメラで撮影した写真や動画などを組み合わせたコンテンツを制作したりと、会社独自の路線を打ち出しています。
 
鶴久 個人的にドローン撮影を行う方も増えていますから、独自の撮影法やコンテンツで差別化を図られているわけですね。
 
長澤 加えて、弊社には私を含め、プロカメラマンが多数そろっています。カメラのプロとしての魅せる構図力と、ドローンの操縦技術を併せ持っている点に関しても、ほかにはない強みだと言えますね。