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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人と人のつながり大切に 技と誠実さが光る塗装
ブライト・ファム株式会社 代表取締役 髙畑明

 
プロフィール 栃木県出身。塗装業を営んでいた父親の誘いで17歳で建設業界に入る。31歳の時に父親の後を継ぎ、経営者に。以来、タカハタ塗装の看板を背負い、13年間にわたって外壁や屋根、内装も含めた塗装の道を歩んできた。2022年3月、念願だった法人化を果たし、新たにブライト・ファム(株)としてスタートを切る。足利市葉鹿町に営業所を置き、県内および近隣県にもエリアを広げている。【ホームページ
 
 
 
栃木県足利市のブライト・ファム株式会社は塗装業の会社。自ら明るいペンキ屋さんと称し、仕事で出会うすべての人に対して、明るく真摯に向き合う姿勢を貫いている。そこには高畑明代表取締役の明朗快活な人柄と、会社の内と外、誰に対しても家族と接するようなあたたかさを持ちたいという願いが反映している。一緒に働く職人のたまごを一人前に育てることにも前向きな高畑社長に、これまでの歩み、社名の由来や今後について語ってもらった。
 
 
 

父から引き継いだ塗装業を13年目に法人化

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 栃木県足利市に拠点を置く、ブライト・ファム株式会社さんにお邪魔しています! こちらでは一般住宅や工場などの外壁、屋根、内装の塗装を手がけておられるそうですね。高畑社長は、今のお仕事を始めて長いのですか?
 
高畑 もう25年を超えましたね。高校を中退してふらふらしていた17歳の時、塗装業をしていた父に誘われたのが始まりです。その後は遊び盛りの時期なこともあって、会社に出たり入ったりをしたこともあったものの(笑)、最終的には真剣に塗装をやることに落ち着き、父と一緒に働くようになりました。
 
吉井 それではお父様が師匠というわけですね。職人さんとして経験を積んで、いよいよ経営を始めたのはいつだったのでしょう。
 
高畑 31歳の時です。父から廃業の話を聞かされ、代替わりで私がタカハタ塗装の経営を引き継ぐ運びになりました。それが2009年で、今年2022年の3月に法人化に踏み切ったというわけです。
 
吉井 代替わりして以降は、順調にいきましたか?
 
高畑 最初はすごく景気の悪い時期で、2、3日仕事がなかったり、ひどい時は1週間休みになったりしてしまうこともあり、やむを得ずアルバイトでつなぐこともありました。妻からも辞めることを提案されることもありましたが、周りの建設業界で働く友人らと励まし合いながら、なんとか乗り越えて、軌道に乗せることができましたね。