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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

光触媒で感染予防対策
接客業目線で施工を提案

 

施工はオーダーメイドで無駄なく行う

 
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よく触れる部分などオーダーメイドで無駄なく施工
内山 光触媒の施工方法についても気になります。空間全体に薬剤を散布するのですか?
 
河本 その方法が一般的だと思います。ただ、弊社でよくしているのは「自動ドアのタッチスイッチ部分やトイレだけでも先に施工しませんか?」という提案です。携帯ショップの場合ですと、カウンターの椅子や待合スペースのソファなどもですね。一方で、地域性にもよるとは思うものの、キッズスペースなどは急いでする必要はないと考えています。
 
内山 なるほど、100人のお客さんがいたら、100人が触る部分から施工していきましょうというわけですね。
 
河本 その通りです。次の施工で80人が触る部分、その次に60人が触る部分・・・と、段階的に施工してもいいと思っています。
 
内山 必要な場所に必要なだけ施工すると。まるでオーダーメイドですね! とても理に適った施工方法だと思いますよ。ちなみに、光触媒の効果はどれくらい持続するのでしょうか?
 
河本 弊社で使用するCutalyst+はフッ素でコーティングするので、1~2年は持ちますね。
 
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内山 かなり長持ちするんだなぁ。その持続性はかなりの長所ですよね。一般的なアルコール消毒との使い分けもうまくできそうです。
 
河本 おっしゃるように、スタッフの手が届くところはアルコールで小まめに消毒して、待合室などスタッフが頻繁に出入りしにくい場所に光触媒を施すという方法もおすすめですね。
 
内山 ジムや飲食店のように、人の出入りの激しい空間ではいかがでしょうか。アルコールのほうが一瞬で除菌できていいのかなとも思うのですが。
 
河本 確かに、従来の光触媒は時間をかけて除菌するので、出入りの激しい場所だと追いつかないかもしれませんね。しかし、Cutalyst+は5分から10分という短時間で除菌できる即効性も備えています。だから、ラーメン店など回転率の高い店舗にもぴったりなんですよ。