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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

専門知識と清廉な心で
現場や会場の安全を守る

 

良い環境が離職を防ぎ人材の質を高める

 
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信頼できる警備スタッフがそろう
矢部 お話を聞くと、警備員になるのって実は難しいんじゃないかと思えてきました。
 
白石 実はそう簡単ではないんですよ(笑)。まず採用の段階で、法律に従い各種書類の提出をしていただき、その後、前の職場での勤務姿勢や賞罰の有無などを確認することになっていますしね。
 
矢部 清廉潔白の身でないと、そもそも入社できないのでしょうか。
 
白石 入社できないというわけではないものの、警備員の制服を着ていると周囲から警戒されにくくなるため、テロなどの犯罪行為に利用される可能性もないとは言い切れません。だから、警備員になるには身分証明など厳しい審査が必要なんです。
 
矢部 なるほど。そういう面接をクリアするからこそ、信頼できる警備員が誕生するわけですね。
 
白石 弊社のスタッフには、プライベートでもとっさに安全確保の行動を取れる人材が多いですよ。以前、駅のホームで線路への転落事故に遭遇した際も、迅速な行動で最悪の事態を回避することができました。
 
矢部 そういうお話をうかがうと、ますます警備員ってかっこいい仕事だなと思います! 離職率が高いという話が何だか信じられなくなりますね(笑)。
 
白石 離職率は業界全体の課題ですね。ただ、弊社はかなり低い方だと思います。というのも離職したいという申し出に「はいわかりました」ではなく、離職したい理由を解消しましょうという方向で対応しているんです。例えば「職長と性格が合わない」という理由なら、人員配置の見直しで解決できますからね。
 
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矢部 スタッフとの縁を大切にする白石社長の思いが伝わってきますね。
 
白石 人の絆は、私が最も重視しているところです。人には個性がありますから、協調性が豊かな人もそうでない人もいますよね。それぞれの個性に応じて、働きやすい環境を整えることが経営者として大事だと考えています。
 
矢部 会社がそのような配慮をしてくれたらスタッフとしても嬉しいですよ。会社に貢献したいという気持ちが高まります。優れたスタッフの離職も抑えられて、だから人材という会社の強みが生まれるんですね!