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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

専門知識と清廉な心で
現場や会場の安全を守る

 

国家資格の全員取得を目指す警備のプロ集団

 
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国際的なスポーツ大会でも警備を担当している
矢部 失礼ながら、警備業に抱くイメージといえば「立っているだけ」、「誰でもできそう」というのが一般的だと思います。その点を白石社長はどうお考えですか?
 
白石 残念ですが、一般の方にそのようなイメージを持たれることや、そのせいで離職率が高いのも致し方ないと思っています。ただ、弊社ではそのイメージに一石を投じるべく、高い専門性とプロ意識を持った取り組みを行っているんです。
 
矢部 例えばどんな取り組みをなさっているのか、ぜひ教えてください。
 
白石 国家資格の取得推進をはじめとした人材教育ですね。ご存じない方が多いものの、警備業にも交通誘導警備業務検定や雑踏警備業務検定、施設警備業務検定など、警備する対象によって細かく資格が定められているんですよ。そして交通量の多い道路など、現場によっては1人以上の有資格者が必ず必要なケースもあります。弊社ではそれら試験の元講師や現役の講師が社内教育を担当し、取得率100%を目指す気持ちで日々取り組んでいます。
 
矢部 国家資格があるなんて知りませんでした。しかも資格取得のエキスパートが常駐して社内で研修や指導をしているとは驚きです。でも、現場によって1人以上の有資格者が必要ということは、逆に言えば全員が有資格者である必要がないということですよね。それなのに100%を目指すのですか?
 
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白石 そういう考え方もありますね(笑)。だから人材教育に力を入れていない会社も出てくるんだと思います。でも、有資格者が増えると、ふとしたときに新人の指導ができるなど、教育面での相乗効果があるんですよ。それに有資格者が多いとクライアントも安心でしょうし、弊社としても警備体制の提案ができるようになります。
 
矢部 なるほど、資格取得率を高めると人材の質、警備の質の向上につながるんですね。これは他社との差別化につながりますね! それに、資格という目標が出ることで警備スタッフの皆さんのモチベーションも高まるんじゃないでしょうか?
 
白石 その通りで、スタッフもベテランから若手まで、やはりプロ意識の高い人が集まっていますね。
 
矢部 やっぱりそうですよね。スキルアップを目指せる環境なら仕事にもやりがいが生まれて、それがまたいっそうのプロ意識を養うんだと思います。