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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

職人の嗅覚とVシートで
水トラブルを1日で解決

 

安全性や耐久性に優れたVシートで工期短縮

 
実際のVシートを使った防水施工の現場
実際のVシートを使った防水施工の現場
矢部 フェローズさんの施工の特徴について教えてください。
 
斎藤(達) 特徴はVシート防水という工法を用いた施工です。Vシートとは、EVA樹脂シートの両面に特殊繊維を植毛してセメントで貼り付ける防水シートで、60年以上の実績を持つ工法なんです。
 
矢部 どういう面で優れているのでしょうか?
 
斎藤(貴) 一つ目は施工の安全性です。施工に溶剤や火気を使用しないため、危険が少ないんですよ。また、溶剤や火気による臭気の発生もなく、騒音もほとんど出ません。現場近隣の方々にも安心していただけるのも特徴ですね。
 
矢部 周辺の人や環境に優しい工法なんですね。では、二つ目は?
 
斎藤(達) 耐久性です。一般的な防水工事は有機質の材料を用いるため、腐食による劣化が発生します。一方でVシート防水は無機質のセメントを材料に使うので腐食しません。だから10年は品質を維持できますね。
 
矢部 耐久性が高いのはいいですね! 特に飲食店は厨房で水漏れが起きると営業を止めざるをえなくなり、死活問題になりますもの。
 
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現場でも活躍する奥様の斎藤貴子氏
斎藤(貴) 万一発生したとしても素早い営業再開に向けて、迅速な対応が必要ですよね。Vシート防水なら工期も短縮できます。臭いや煙、騒音の心配がないので日中でも作業が可能ですし、なおかつ、セメントペーストで貼るため下地の乾燥を必要としません。
 
矢部 下地の乾燥が不要なのは、それほど大きなメリットなんですね。
 
斎藤(達) ええ、一般的な工法だと雨が降った後は乾燥するまで数日間待たなければいけません。Vシート防水にはその待ち時間も不要なんですよ。普通なら一ヶ月は予定を見なければいけないような現場でも、弊社では基本的にその日のうちに施工を完了させます。
 
矢部 そんなに工期を短縮できるとは驚きです! フェローズさんの技術力の高さもあってのことなのでしょうね。
 
斎藤(貴) 斎藤は昔、パティシエをしていたこともありますから、ケーキにクリームを塗る技術が今の仕事にも活きているんじゃないかと私はいつも思っているんですよ(笑)。
 
矢部 まさかのパティシエ! お二人とも本当に意外性のあるキャリアをお持ちですね。