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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

職人の嗅覚とVシートで 水トラブルを1日で解決
有限会社フェローズ 代表取締役 斎藤達郎

 
プロフィール 東京都出身。パティシエや不動産業などの仕事を経て、知人の紹介で防水工事の世界に入る。職人と営業を同時並行で進めることで知識やノウハウ、業界の仕組みなどを学び、独立した。(有)エス・プルーフを立ち上げ、その後(有)フェローズに社名を変更し、現在は妻の貴子氏と公私ともに支え合いながら事業を拡大。Vシート防水という工法を用いた質の高い施工で、県外からの受注も多い。2013年からはカフェの経営をスタートした。【ホームページ
 
 
 
建物のほんのわずかな隙間からも漏れだしてくる水。特に飲食店を営む者にとって、漏水は何が何でも避けたいリスクだろう。防水・止水の施工会社として、そのようなリスクに対し安心を与えてくれるのが有限会社フェローズだ。他社で300万円かけても直らなかった漏水を、わずか1日で対処したという実績を持っている。迅速かつ高品質の施工の鍵は、Vシート防水という工法と業界歴30年以上の経験で培った職人としての“嗅覚”だった。
 
 
 

30年以上のキャリアを持つ防水施工のプロ

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 防水・止水工事を手がける有限会社フェローズの斎藤社長と奥様の貴子さんにお話をうかがいます。たくさん本があるこのカフェも、お二人で運営されているんですよね。
 
斎藤(達) ええ、職人兼カフェオーナーです(笑)。
 
矢部 もともと斎藤社長が防水工事の世界に入ったきっかけは何だったのですか?
 
斎藤(達) 不動産業で働いていたとき、防水工事の会社から誘われたことです。最初は職人として入社し、その後営業も経験しました。建築関係の仕事をしていたこともあるので、現場は楽しかったですね。以来、業界歴30年以上になります。
 
矢部 30年以上とはすごいです。ベテランの職人さんですね! 貴子さんも建築や工事に縁をお持ちだったのでしょうか?
 
斎藤(貴) 左官職人をかっこいいとは思っていたものの、無縁の人生でしたね(笑)。結婚するまでは整体師、ヨガ講師や心理カウンセラーをしていましたから。それが今では現場に出て、25kgのセメント袋を担いでいます(笑)。
 
斎藤(達) 最初は軽い気持ちで手伝いを頼んだら、今ではこれほどがっつり取り組んでくれるとは嬉しい誤算でしたね。本当に助かっていますよ。