B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

雑工・建築金物の2本柱
顧客と共に成長する!

 

鉄道工事の雑工依頼から事業を本格化

 
glay-s1top.jpg
内山 若くして会社を法人化した阿万社長。信念の強さや実行力が伴わないと、なし得なかったことと想像します。素晴らしいです! 阿万工業さんのメイン事業の一つ、「雑工」という職種について詳しく教えてください。
 
阿万 雑工は、鉄道工事、建設工事、建築工事、土木工事など、さまざまな工事現場において、それぞれの分野の職人さんたちをサポートするための業種です。具体的には、資材搬入などの荷揚げ作業、工事現場に傷をつけたり、汚したりしないようにするための養生貼り、工事後の清掃作業、職人さんの手元作業の補助など、現場によって求められる内容は違ってきます。
 
内山 なるほど。各現場の工事が円滑に進むよう、縁の下の力持ち的な業種になりますね。職人のアシスタント的な印象を受けました。
 
阿万 この業界、実は派遣会社を通じて働いている方がとても多いんですよ。私も最初は派遣される側の人間でした。派遣頼りになっている工事現場が多い一方、派遣される働き手起因によるトラブルが耐えないのも実情です。ですので、ビジネスチャンスを感じたんですよね。弊社の場合は、昨年10月頃に鉄道工事から雑工依頼が入り、この業界に本格参入することを決めたんです。
 
内山 阿万社長の実体験を通して、雑工の事業化に乗り出したんですね。派遣という立場だとどうしても仕事に責任を感じられないなど、いろいろと問題が出てきそうです。
 
glay-s1top.jpg
阿万 ええ。弊社では雑工が「現場をサポートしていく重要な役割」だと考え、事業部名をサポート事業部としました。スタッフには現場の作業が円滑に回るように動いてもらっているんです。少しでも雑工の悪いイメージを払拭していき、現場のサポーターとして必要不可欠な存在だということを、事業主様、現場監督、職人さんたち、ひいては建築に興味がある方々まで、幅広く知っていただきたいという思いがあります。
 
内山 阿万社長の仕事へのこだわりや強い情熱を感じますよ。次に、建築金物の業務についても教えてください。
 
阿万 パネルやアルミ手すりなどの取り付けが多いですね。こちらも現場によって多種多様なご依頼がありますので、お客様のニーズに沿いながら、確実な技術で対応していますよ。