関わる皆のQOLをUP
上を向いて歩く介護へ

重 ありがとうございます。もちろん、こうした細やかなサービスを提供し続けるためには、実際にサービスを提供するスタッフの生活の質、つまりQOLを向上させ、モチベーションを上げることが絶対条件と考えていまして。課題の一つに介護職のイメージアップがあげられます。「仕事何やってるの?」と聞かれた際、胸を張って答えられる業種であってほしいのですが、現段階ではどうしても皆、下を向いてしまう。介護業界に携わる者として、前を向いて歩いてほしいという思いを込め、弊社では「上を向いて歩こう」をコンセプトに掲げています。さらにスタッフが利用者様を前向きな気持ちへと導き、共に上を向いて歩けたら・・・との願いも込めています。
城 素晴らしいコンセプトですね。介護業界では現在、職員より利用する人数のほうが多いと聞きますから、イメージアップによって雇用問題の解消にもつながるのでは?

城 横のつながりを大切にされているのですね。同業者から実際に頼りにされるケースはありましたか?
重 困難事例に関して他事業所さんなどからよくお声がけいただきます。「あっぷけあさんに断られたら後がない」と言われたこともあります(笑)。さまざまな利用者様がいる中で、最後の砦として駆け込み寺のような存在であるよう、懸命に務めてまいりたいと思います。
城 本日お話をお聞きして、重社長は自らの経験をもとに、利用者さんの気持ちを理解されているのだとよくわかりました。これからの介護業界にとって絶対に必要な方だと感じます! 今後のご活躍とさらなる発展を期待しています! ぜひ頑張ってください。
「仕事を楽しむ」とは‥
利用者様とスタッフがより良い生活を送るには、どうしたら良いのか。それを考えるのが楽しいですね。考えて行動に移せば結果が伴い、必ず誰かが笑顔になれます。
(重智生)