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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。2012年頃から、奈良県に住みながら静岡県にある会社に勤め、リモートワーカーとして活躍。他の社員も遠隔地で仕事をしながら不自由なくコミュニケーションもとれていたことから、新たな働き方の可能性を見出した。2018年1月、オンライン秘書サービスを提供する(株)ダイレクトプランナーを設立。国内外に散らばるアシスタントを秘書として育成し、顧客の業務サポートに努める。【ホームページ
 
 
 
奈良県香芝市でオンライン秘書サービスを手がける、株式会社ダイレクトプランナー。オンライン秘書とは、企業の経営者と有能な秘書をインターネットで結び、メールや電話の対応、スケジュール管理、事務処理など、様々な作業をサポートするサービスだ。在宅で業務に就く秘書をまとめるのは、代表取締役の三原和子氏。女性にやりがいを与え経営者に大きな成果を返すため、今日もオンライン秘書たちの育成に力を注いでいる。
 
 
 

遠隔地からオンラインで管理業務が可能に

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 奈良県香芝市を拠点に、オンライン秘書サービスを展開するダイレクトプランナーさん。とてもユニークな事業内容で、三原社長のご経歴が気になります。ぜひ、教えてください。
 
三原 私は2012年頃から、経営コンサルティングなどを手がける会社で、統括管理の業務に従事していました。でも、その会社は静岡県に本社があり私は香芝市に住んでいたんです。私以外も、ほとんどのスタッフが静岡以外の地域や海外在住でした。
 
畑山 ということは当時から、三原社長はオンラインで管理業務をされていたんですね。
 
三原 そうなんです。そのときの経験から、私は在宅でもリモートワークで仕事をすることが十分に可能だと感じていました。今は、さまざまなツールが充実し、インターネットが普及したおかげで、遠く離れた場所でも何不自由なく人とコミュニケーションを取り、業務を進めることができる時代になったんです。
 
畑山 女性の場合、結婚や育児で会社勤めから離れるケースもあります。そんなときに在宅で仕事が続けられると安心ですね。
 
三原 おっしゃる通り、高いスキルや積み上げたキャリアを生かせない女性は多いですよね。私は前職の経験から「在宅で秘書やアシスタントの仕事をする。こういう働き方もできるんだ」と考え、弊社を設立することにしました。