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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

働くママの笑顔を応援!
教育も任せられる保育園

 

教育を充実させ、子どものためになる園に

 
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子どもたちの邪魔にならないよう、そっと見学
石黒 ゼロから保育施設を開くとなると、ご苦労も多かったことと思います。
 
 そうですね。行政に相談に行っても「あなたに何ができるのか」「福祉は金儲けの道具じゃない」というようなことを言われ、壁は厚かったですね。でも「お母さんの元気は子どもの元気」をモットーに信念を貫いてきました。
 
石黒 私も結婚し休業して、2人目の子どもを出産したタイミングで仕事に復帰したんですよ。当時は、撮影現場に子どもを連れて行くと肩身の狭い思いをすることもありましたし、様々な苦労があったんです。やがてそんな流れも変わり、今では芸能界も子ども連れのタレントを受け入れてくれるようになりました。ママが安心して働ける環境があるというのは、本当に大切なことですね。フォーマザーさんの保育の方針についても、ぜひ詳しくお聞きしたいです。
 
 保育園を「外で働く母親が子どもを預け、育児の手を抜くための場所」にしないことですね。そのためには「フォーマザーに子どもを預けると、こんなに素晴らしいメリットがある」と周囲に誇れる施設にしなければなりません。当園では外部から音楽の専門家を招いてリトミックを行ったり、「虫博士」と呼ばれるほど知識の豊富な方を雇用して自然教育をしたりと、保育園でありながら幼稚園のような教育をしている点が特長ですね。
 
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石黒 それならママさんたちも「ただ自分のために預けているわけじゃない。子どもにとって最善の利益を提供するため」と、周りを納得させることができますね。保育園は駅から近いなど便利さを優先して選びがちですよね。私の場合、下見のときに子どもが気に入った保育園を軽い気持ちで選んだら、後になっていくつもの習い事へ通わせることになり、送り迎えで大忙しでした(笑)。フォーマザーさんのように様々な教育をしてくださる施設があると、ママさんも助かると思います。
 
 保育園の教育を充実させるメリットは他にもあるんですよ。分野ごとに専門のスタッフをそろえれば、その分保育士の負担を減らし仕事の質を高めることができますよね。当園の保育士は1日2時間だけ、週に2日だけといった働き方ができますし、今年2017年から正社員にも週休3日制を導入したんです。おかげさまで、働く女性を支援する埼玉県の「多様な働き方実践企業:ゴールド」に認定していただくことができました。