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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 千葉県出身。水産物の仲卸業を手がける(有)魚吉水産を経営する家に生まれ、子どもの頃から後を継ぐことを意識する。18歳で運転免許を取り、(有)魚吉水産でアルバイトをスタート。父の厳しい指導のもと修業を積み、大学卒業後に入社した。現在は3代目代表就任に向け、専務として社内環境を整備しながら社の未来を構想している。【ホームページ
 
 
 
千葉県船橋市の船橋市場で、主に食品の運送業を手がける有限会社魚吉水産。水産物の仲卸業から一般貨物の運送業に進出し、会社を発展させてきたのが2代目代表取締役の内海常年氏だ。そして現在、事業の舵取りを任されているのが、3代目にあたる専務の内海大輔氏。トラックの洗車や電話代に手当てを出すなど、スタッフのやる気を引き出す仕組みを導入し、結束力のある会社を目指して躍進を続ける2人に話を聞いた。
 
 
 

冷凍機付きトラックを導入し運送業界に参入

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 千葉県船橋市の船橋市場に会社を構える魚吉水産さん。今日は専務の内海大輔さんと、お父様で代表の内海常年さんにお話をうかがいたいと思います。魚吉水産さんは社名の通り、もともと水産物の仲卸業を手がけていて、現在は運送業が中心だとお聞きしました。どのような荷物を運んでいらっしゃるのでしょう。
 
内海(大) 魚はもちろん、野菜や牛乳などの食品から建材まで、様々な荷物を扱っています。弊社では商品のお引き取りから倉庫での管理、そして配送まで一貫して取り組める体制をつくっており、保有するトラックは全て冷凍機付きの冷蔵車です。冷蔵車では常温の商品も運ぶことができるので、あらゆる荷物に対応できるんですよ。ちなみに、弊社のトラックの頭の部分は真っ赤なので、弊社の車だといつも一目で覚えていただいています(笑)。
 
川上 確かに魚吉水産さんのトラックは、とてもインパクトがありますね! 街中でも目立つでしょう。それに、魚吉水産という社名で運送業、というのもユニークです。
 
内海(大) 弊社では、ゆうパックの配送も請け負っていましてね。赤いトラックで配達をするので郵便局のようなのに、車体には「魚吉水産」と書いてある。それを見てびっくりする方も多いですね。
 
川上 確かに、見たら驚くでしょうね(笑)。