B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

雑用から遺品整理まで
24時間365日対応!

 

責任の重い依頼にも誠実に対応

 
glay-s1top.jpg
川上 個人だけではなく、企業からも依頼はあるものですか?
 
松田 ありますよ。最近はマンションやアパートの管理会社様、不動産業者様からの定期清掃のご依頼をいただくことが多いです。運送業者様からは、不定期の荷物の積み下ろしに重宝していただいています。その他、支店開設や事務所移転に伴う荷物搬出入、レイアウト変更でよくご依頼をいただきますね。
 
川上 企業にとっても、不定期で突然の作業でも引き受けてもらえるところがまさに「便利」なんでしょうね。
 
松田 私個人としては、今後は高齢者施設の運営会社様と積極的に関わっていきたいんですよ。というのも、亡くなられた後の遺品整理にお困りの方が多いんです。私は遺品整理士の資格を持っていて、すでに何件もご依頼を受けていまして。皆さん、サービス完了後、本部にお礼の電話を入れていただくなど、大変喜んでくださるんです。それだけに、必要とされている業務だと感じるんですよね。
 
川上 確かに両親と子どもが離れて暮らしている場合、遺品整理のために何度も往復するのは負担になると思います。でも、残すものと整理するものの区別が大変そう。
 
松田 ご遺族様から事前にヒアリングしたものは当然保管します。それ以外でも、アルバムや手紙といった大切そうなものも残しておきますね。遺品整理とは、単純な不用品処分とは違い、「思い出の整理」をすることだと私は考えています。大切な書類はもちろん、故人とのつながりのあるものは、お返しするようにしていまして。結果、段ボール10箱分くらいのものが残ることもあるので、ご遺族様も驚かれますよ。
 
川上 遺族の方も忘れている思い出の品があるかもしれませんよね。そこも考慮してのことですから、嬉しい驚きだと思います。ちなみに、遺品整理士の資格は松田代表個人で取得されたのですか?
 
glay-s1top.jpg
松田 そうです。不用品処分と違って遺品整理では、預金通帳や権利書といったデリケートなものも扱わねばなりません。現状、関西では便利屋業そのものの認知度がまだまだ低いため、お客様の信頼を得られるものが必要だと考えて取得しました。信頼を得られれば、お助け本舗の名前も広がっていくのではないかと考えています。
 
川上 自分だけが活躍したいのではなく、本部や他の加盟店さんと協力しながら関西という未開拓の地に立ち向かっていきたいという思いが伝わるお言葉です。