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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

優れたドライバーを擁し 
全国を駆け巡る運送会社

 

感覚を研ぎ澄ませれば結果はついてくる

 
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 船橋社長は経営危機という困難を乗り越えて、ここまで立派な会社を築いてきた。その秘訣をあらためて教えていただけますか。
 
船橋 いやあ、特に何もないと思いますよ。私はもともと、ああだこうだと悩む性格ではありません。もちろん事前に計画を立てておくことは必要です。しかし、迷ったときは自分の直感を信じるようにしているんですよ。その判断のほとんどはいい結果を生んでいると思いますし、周囲の方もそう言ってくださいます。
 
 船橋社長のその決断力こそが、幸運を手繰り寄せているのでしょうね。
 
船橋 城さんこそ、そういった力を持っているとしか思えません。日本代表がワールドカップ初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」で、後半、三浦知良さんに代わって城さんが登場し、同点のゴールを決めましたよね!
 
 あの試合でヘディングのシュートを決めたシーンは、よく覚えています。中田英寿――ヒデがボールを持ってゴール前に走ったとき、これは行けると思ったので僕も前に出た。でも、オフサイドのポジションに出てしまったので、一度すぐに戻ったんです。
 
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船橋 よく、そこまで冷静に振り返ることができますね。
 
 あのシーンのことは、全て脳裏に焼き付いていますからね(笑)。僕が戻る姿を見て、ヒデもすぐに切り返してきたので、パスが来ると直感して前線に飛び込みました。すると、そこにヒデが合わせてきたんです。ヘディングをしようと空中に浮いている間、相手のディフェンスやキーパーがどの位置にいて、どこにボールを叩きつければゴールできるかも、止めた映像のようにはっきりと見えました。
 
船橋 やはり、サッカーの試合にはそういう瞬間があるんですね。
 
 ありますね。自分の感覚を研ぎ澄ましていれば、結果は後からついてくる。これはスポーツも経営も同じことではないでしょうか。直感で見事な判断ができる船橋社長には、そうした感覚が身についているのだと思いますよ。
 
船橋 城さんに、そこまで褒めていただけると嬉しいですね!
 
 いやいや、スタッフのモチベーションを高め、上手にマネジメントする能力も兼ね備えた船橋社長こそ、まさにチームとして会社を運営する能力の高い方なんですよ。今日は楽しいお話をたくさんお聞きすることができました。これからも御社のご活躍を期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
もともと人とコミュニケーションをとることが好きなんですよ。ですから、毎日誰かと笑って話せる職場をつくっていき、お客さんやスタッフとの会話を楽しめる空間みたいなものがあるといいですね。そうやって良い関係性で仕事ができているのは幸せなことだと思います。
(船橋謙一)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 有限会社総和運輸
 ■ 本社 〒140-0014 東京都品川区大井3-18-20 KFCビル
 ■ 事業内容 一般貨物自動車運送業/一般貨物運送取扱業
 ■ 設立 平成15年5月
 ■ 従業員数 27名
 ■ 主な取引先 株式会社エーアイテイー/株式会社上組/栗林運輸株式会社/鴻池運輸株式会社/商船三井フェリー株式会社/ワールドシッピング株式会社/マルエーフェリー株式会社/株式会社ブルーハイウエイエクスプレス九州
 ■ ホームページ http://www.sw-tokyo.co.jp