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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

優れたドライバーを擁し 
全国を駆け巡る運送会社

 

日本全国の物流サービスや海外貨物業務を展開

 
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 その頃、船橋社長は何をしていらっしゃったんですか?
 
船橋 私は自動車の整備士になり大型トラックディーラーに勤めていました。しかし、経営が危ないと聞き25歳で父の会社を引き継ぐことに。その後、2年間は会社の立て直しに奔走し、何とか再建することができました。
 
 25歳の若さで大変な苦労をなさいましたね。
 
船橋 当時は、「明日、どうやって生きようか」と考えてばかりの毎日でしたからね。でも、会社には私が子どもの頃からお世話になっているドライバーや社員が何人もいました。だから、迷うことなく続けることができたんだと思います。現在の弊社にも、この歴史を知ったうえで残ってくれたスタッフがたくさんいるんですよ。
 
 苦難の歴史を乗り越えて、信頼を築いてきた船橋社長とスタッフの皆さん。現在の業務内容や会社の規模を教えていただけますか。
 
船橋 弊社は東京・茨城・鹿児島に拠点を置き、日本全国で物流サービスを展開しています。お客様の倉庫から港へ、港からお客様の倉庫への陸送はもちろんのこと、港と港を結ぶ海上輸送も手がけているんですよ。また、海外からの輸入や現地の港からの輸送手配も、通関手続きを含め一貫して承ることが可能です。
 
 驚くほど幅広い事業を展開していらっしゃるんですね! スタッフや車輌の数は?
 
船橋 保有車両はトラクター27台を含め、各種トレーラーなど合わせて120台ほど。ドライバーは24人で、みんな粒ぞろいのベテランプロドライバーばかりです。
 
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 会社を運営するうえで、船橋社長が最も気をつけている点はどこでしょう。
 
船橋 ワンマン経営に陥らないことでしょうか。私は、整備士という立場から運送業界に入ることになりました。車のことには詳しかったので、ドライバーたちとコミュニケーションをとりやすく、それが現在の会社づくりに役立ったと思っています。今も定期的に面談を行い、スタッフ一人ひとりと会話を交わす機会を、以前より大きく増やしたんですよ。
 
 運送会社にとって、やはりドライバーは宝ですよね。
 
船橋 おっしゃる通りです。それに、ドライバーだけでなく事務職の社員も含め、スタッフは私ではかなわない力を持っています。とても人に恵まれた会社だと思いますよ。