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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

造船電装と配送も担う
パチンコ台設置の匠集団

 

苦労を乗り越えて、強固な信頼関係を構築

 
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川村 会社を設立されたのは、2012年とのこと。2016年で、もう丸3年になりますね。成瀬社長からみて、今の事業の手応えや社内の雰囲気は、思い描いていた通りですか?
 
成瀬 むしろ今の状態は想像以上で、社員がこれほど私についてきてくれるとは思っていなかったので、とても感謝していますね。彼らのおかげで、今のところ当初覚悟していたよりは苦労せずに済んでいます。実は、会社をつくる前に個人事業主として2年ほど活動していて、その時に1度失敗しているんですよ。でも、この時に痛い経験をしたからこそ、今があると思っています。もっとスタッフ教育に力を入れなきゃいけないと痛感したし、私自身も今ひとつ真剣さが足りなかった。きっと甘えがあったんでしょうね。仕事にもスタッフにも責任を持つために、会社化しようと決意したきっかけにもなりました。
 
川村 そうしたご苦労を経て、今があるんですね。ホームページのスタッフ紹介の写真を見ると、成瀬社長とスタッフさんたちの間で信頼関係が築かれているのがわかります。みんな、良い笑顔!
 
成瀬 いいですよね、それ(笑)。私を含めた、創設メンバー10人です。
 
川村 それぞれのキャッチコピーもおもしろいです。成瀬社長が「ピッチャー、ストレートしか投げれない剛腕社長」で、常務の鈴木さんは「8番キャッチャー、社長の女房役兼社員のコーチ役」(笑)。
 
成瀬 鈴木は20歳ぐらいからの友達で、全然違う仕事をしていたのを私がこの世界に引っ張り込んだんです。社員は今、そこからさらに3人増えて13人になっていて、みんなそれぞれに個性的でありながらも、情熱を秘めていることでは共通している仲間。というより、私にとってはもはや本当の家族のような存在ですね。
 
川村 今は家族と呼べるほど信頼の置ける精鋭スタッフとどんどん仕事に向かっている時期だと思います。特にアミューズメント事業では、どんなところでライバルと差をつけているんでしょうか?
 
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成瀬 仕事の丁寧さとスピード、それと礼儀正しさですね。スピードに関しては、他の業者が4時間かかるところを、私たちは1時間でやります。でもそれは、配線1本をつなぐのも、ネジ1個を締めるのも決しておろそかにしないからできることなんです。この仕事に関しては、クオリティ・スピード共に日本で1番になりたいので、気合いの入れようが違いますよ。
 
川村 そうやって高い目標を掲げるからこそ、成長していけるんでしょうね。造船電装事業と配送事業のほうは、どんな経緯で始められたのでしょう。