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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心に残るデザインで
園づくりをサポート

 

園長先生の思い×質の高い独自のデザイン

 
水野 なるほど、確かに先代は熱い方だったんですね。子どものために苦言を呈されたと考えると、その信念は間違っていないと思います。
 
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中島 ええ。実際に「自分たちが気付かないところに気付かせてもらった」と園長先生から感謝されたこともあったそうです。そんな父と全く同じようにはできないかもしれませんが、私は私なりのやり方で、時代に合わせるものとあえて合わせないものとを熟慮しながら、園が元気になるサポートをしています。当社はCIをつくるところからスタートし、様々な商材を通して、幼稚園・保育園のトータルデザインをしています。その際に大切にしていることはやはり、父と同じく「子どもたちにこそ良いものに触れさせたい」という思い。私たちがつくったものが届く先は、子どもたちです。ですからいつも、彼らが成長していくことをイメージしながら、園長先生の思いを届ける園づくりのお手伝いをしているんですね。
 
水野 具体的には、どのようなもののデザインをなさっているのか、詳しく教えていただけますか?
 
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ミニサイズの温もりある証書をつくってくれる
中島 誕生日・卒園時の記念品、パンフレットやホームページ、それから修了証書のデザイン・制作、園舎の壁面や送迎バスなどのデザインを通じ、園の魅力と特色を発信するお手伝いをしています。水野さんは、保育園を卒園する時にもらった証書が、どのようなものだったか、覚えていらっしゃいますか?
 
水野 もらったのは覚えているんですが、どんなものだったか・・・。おそらく、賞状の用紙に書かれた普通の証書だったんだと思います。
 
中島 昔はそれが一般的でしたものね。実は当社では、幼稚園の修了証書や入園許可証についても、オリジナルのデザインをご用意しているんです。特に修了証書に込める思いは強く、子どもの手に収まるくらいのケースに修了証書と写真が入れられるようにしていまして。写真は幼稚園の先生方に「家庭では見せないような表情を写してあげてください」と撮影をお願いしているんです。そのほうが保護者の方も喜ぶでしょうし、一生の記念として残るでしょうから。
 
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水野 素敵! 私もそんな証書が欲しかったな・・・。他にはどんなデザインを?
 
中島 園バスのデザインも手がけています。一般には有名キャラクターをモチーフにしたデザインもあるようで、それはそれで子どもたちは喜ぶと思うのですが、当社では各園のキャラクターやロゴマークを活かして、特色を打ち出したデザインをしています。その際に心がけているのが、“子どもに媚びない、大人が見ても良いと感じるデザイン”にすること。そういったデザインは、子どもが見てもやっぱり良いと思うものです。ですから、バスやその他のグッズを手がける時にも、誰の目にも良いと映るデザインや質を求めているんですよ。その分、単価はどうしても高くなりますが、「質が高くて良いものはリンドウで」というイメージの定着にはつながっていると思います。