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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 埼玉県出身。中学時代から一貫して陸上競技に打ち込み、埼玉大学では陸上競技部の主将を務めた。大学院卒業後は高校の教員となり、陸上競技部の顧問として生徒を指導。その後オーストラリアに渡って現地の学校で指導に携わり、帰国。陸上競技大会の申し込み受付業務・マラソン大会のタイム計測業務や家庭教師業などを始める。事業拡大を見据えたことと周囲の勧めもあり、2013年に(株)アストリンケージを設立した。
 
 
 
埼玉県は陸上競技が盛んな地域だ。地元生まれの末松正敏氏も大学院まで競技を続けた1人。「生涯、陸上競技に携われたら・・・」そんな願いから株式会社アストリンケージは生まれた。同社では陸上競技大会の運営やマラソン大会の計測業務、さらには陸上強豪校への入学を目指す生徒への指導など、陸上に特化した業務を手がけている。その背景には、「大好きなことを仕事に」という思いと、自分を成長させてくれた陸上競技界へ恩返ししたいとの気持ちがあった。
 
 
 

大好きな陸上競技を仕事に

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 アストリンケージさんは陸上競技に関わる事業を展開していると聞いています。末松社長ご自身も競技の経験がおありなんですか?
 
末松 はい。埼玉大学在学中には関東インカレ800mの部で5位に入賞したこともあります。大学院卒業後は高校の教師となり、指導者として陸上競技に関わってきました。
 
川上 関東で5位って、かなりの実績でしょう。すごいですね。事業を興されたのはいつですか。
 
末松 2005年です。最初は外部講師として高校生の指導を引き受けたのです。その後、主に陸上競技部の中学生を対象とした家庭教師も行うようになりました。
 
川上 ということは、競技ではなく、勉強を教えていらっしゃる・・・?
 
末松 勉強と、メンタル面でのケアも行っています。埼玉県で陸上競技の強豪として知られる高校は進学校でもあるので、競技の実績はもちろん、学力も求められるんですよ。そのため、生徒にはメンタルケアでモチベーションを維持させる必要があるんです。
 
川上 進学校に入るのは競争率が高いでしょうから、生徒には相応の努力が求められます。それをサポートしておられるのですね。