名高 私はこれまで、戦争を扱った映画やドラマで、何度となく戦闘シーンを演じてきました。チームシックスさんの店内にはエアーソフトガンをはじめ、軍用装備品や各国の軍隊の戦闘服など、軍モノの商品がたくさんありますね。もともとミリタリーの趣味があったのですか?
有冨 もともとは車が好きで、車の雑誌の仕事をしていました。ただ、いつかは独立したい、どうせなら趣味の分野で事業を起こしたいと考えていた2009年に、友人からサバイバルゲーム、いわゆるサバゲーに誘われましてね。やる前は「あなた大人でしょ。こんなの何が楽しいの?」って思っていましたけど、実際にエアーソフトガンを買ってゲームに参加したら楽しくて楽しくて(笑)。
名高 それで、ご自身でもグッズをそろえて、サバゲーにハマッてしまわれたわけだ(笑)。
有冨 そうなんです。最近ではサバゲーを楽しむ人たちが増え、関連のネットショップもずいぶん増えました。でも、いまだにリアル店舗はあまり多くないんですよ。中でも東海圏は特に少ない。ネットだと商品を見ることも触ることもできないし、迷彩服もサイズがインチ表記だからよくわかりません。そこで一念発起して、2014年6月にこの店をオープンさせたのです。
名高 すると、東海圏では非常に存在感のある店なんだろうなあ。屋号の「TEAM6」にはどういう意味があるのですか?
有冨 アメリカ海軍のネイビーシールズという、特殊部隊の中でも特に精鋭の部隊の名前からとりました。というのも、当店は一般のミリタリーショップでは手に入りにくい特殊部隊の装備品を多く取り扱っておりまして。例えばこちら、ネイビーシールズで実際に使われていた服です。生地の迷彩は特殊部隊でしか使用されない柄で、上下セットで22万円。ちなみに、私が今日着ている服は一般に市販されている迷彩柄なので上下で7万円です。
名高 特殊部隊の、精鋭の、迷彩服の実物!? いいアイテムを扱ってますね~。ファンの方はたまらないだろうな。