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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 「タイヤサービスキミヅカ」 さんは出張専門なんですね。トラックが店舗だなんて珍しい!
 
君塚 独立当初からこの形態です。意外にやりやすいし、お客様にもメリットが多いですから。
 
吉井 お客様にもメリット? どういうことでしょう。
 
君塚 今はタイヤもお客様がご自分でインターネットで探して、安く購入される時代です。それで交換作業だけをショップに頼もうとしても、持ち込み不可で断られたり、高額な交換料を取られるケースがあります。せっかく安く買ったからには安く取り付けたいのに、これでは本末転倒でしょう。その点、出張が前提の当社なら持ち込みも大歓迎。出張エリアも幅広く対応させていただいていますので、ぜひお声がけください。
 
吉井 ユーザー目線での対応がポイントですね。君塚代表は、車業界でのキャリアは長いんですか?
 
君塚 独立前に勤めた年数を含めると20年近くになります。最初から車の仕事がしたくて、初めに希望した車関連のショップさんのご紹介で車関係の会社に入り、そこで1年半。その会社の上司に次のショップさんを紹介していただき、そこで11年勤めました。独立の時はそのショップの社長が後押しをしてくれました。いずれの方々にも、今でも大変お世話になっています。一生、頭が上がりません。
 
吉井 車に関わる仕事が数ある中で、特にタイヤを選ばれた理由は、何だったのでしょう。
 
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トラックの荷台にタイヤ交換機が!
君塚 最初は特にこだわりはなかったんですよ。でも、そのうちタイヤにのめり込んでしまって。車にはもっとメカニカルな分野もありますが、タイヤは乗り心地や性能にも直結するパーツですし、車のタイプや大きさを問わず、絶対になくてはならないものです。そのオープンな位置づけに惹かれたのかもしれませんね。
 
吉井 タイヤは誰にもわかりやすく、親しみやすい部品。だからそのサービスマンも、技術職というよりは接客サービスの専門家というイメージです。お客様への気配りなども大切にされているのではないですか?
 
君塚 そうですね。私は決して人付き合いが得意なほうではないのですが、お客様のことは気にかけて仕事をしています。何せ実店舗を持たないので、最初はお客様も 「どんな人がやっているんだろう」 と不安だと思うんですよ。特に気を付けているのは、トラックをお客様のご自宅の前に付けて作業する時です。通行の邪魔にならないよう、音がうるさくならないよう、いつも心がけています。