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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

わくわく感を大切にする
カウンセリングルームとスクール

 
 

被災者への祈りをこめた写真集を出版

 
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川村 カウンセリングスクールには、どのような方が通っていらっしゃるのですか?
 
高橋 年齢は10代から50代まで、様々ですね。男女問わずにいらっしゃいます。保育士さんや看護師さんなど、自分の仕事に心理学を活かしたいと考えておられる意欲的な方が多いです。
 
川村 必ずしもプロのカウンセラーを養成するだけではないのですね。
 
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高橋 プロが育ってくれれば嬉しいですが、自分自身を見つけるために心理学を学んでいただければ、それもいいと考えていますね。
 
川村 では高橋さんご自身の、カウンセラーとしてのポリシーを教えていただけますか?
 
高橋 「その人の鏡になること」 です。人から相談を受けて、私の価値観でものを言ってしまうと、答えを相手に押しつけることになってしまいます。本当の答えというものは私が持っているのではなく、ご本人の中ですでに分かっていることなのです。本当の答えを見つけるために、私は相手の鏡となり、自らで感じ取っていただけるようお手伝いをしているだけなのです。
 
川村 カウンセラーというと、何かを相談すると解決してくれるようなイメージがありますが、答えというのは最初から本人が持っているものなのですね。
 
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高橋 その通りです。悩みという感情はネガティブなものではありません。自分が成長したい、もっと善く生きたいという気持ちがあるからこそ、人は悩むのです。それに気付くことさえできればそのことだけでも大きな一歩となるし、ピンチをチャンスとしてとらえられるようになっていきます。
 
川村 その言葉を聞いて、すごく元気になりました。ところで、高橋さんは東日本大震災をテーマにした写真集を出されるそうですね。
 
高橋 はい。『今 目覚めのとき』 という写真集です。「被災地の真実を伝える」 をテーマにして、写真家のたつろうさんが写真を撮り、私が被災地の皆さんに向けたメッセージを書いたものです。
 
川村 高橋さんの言葉は、被災地の人たちへの力強い励ましになりそうですね。楽しみにしています。本日はありがとうございました。
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社 Oceanic Game
 ■ 本社 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷503
 ■ 事業内容 心理カウンセリングルーム/カウンセラー養成スクール運営
 ■ 設立 平成22年 9月
 ■ URL http://oceanicgame.com/