B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

ライフスタイルLIFESTYLE

◆日本を嗜み愉しむ 
 非日常空間が誕生

 
glay-s1top.jpg
日本橋にオープンした新感覚劇場型レストラン「水戯庵」
2013年の和食のユネスコ無形文化遺産登録や富士山の世界文化遺産登録などの追い風を受けて、近年、訪日観光客は急増。さらに、東京オリンピックの開催を2年後の2020年に控え、今、日本には世界中から熱い視線が注がれています。国内においても、日本文化への関心が高まり、新たなムーブメントが起きているようです。
 
五街道の起点であり、古くから商業や文化の中心地として栄えた東京・日本橋。ビルが立ち並ぶ中、貞観年間よりこの地を見守り続ける福徳神社に隣接する福徳の森の地下に、2018年3月、気になる施設がオープンしました。
 
「日本を嗜み愉しむ」をテーマにした、劇場型レストラン&ラウンジ「水戯庵」。ここでは、能や狂言、日本舞踊などの様々な伝統芸能の公演と、厳選された美酒や料理を味わえます。特筆すべきは、伝統芸能・食・内装の美術工芸品に至るまで、提供されるものすべてが“本物”であること。大胆な現代的解釈でアレンジされた変化球ではなく、正しい進化を続ける日本文化にこだわりました。日本文化の魅力を凝縮した非日常空間で、五感を揺さぶる新感覚の“宴”が幕を開けます。
 
 

◆伝統芸能の各流派が 
 日替わりで出演!

 
glay-s1top.jpg
ギャラリーを兼ねたエントランスも必見
glay-s1top.jpg
店内には老松の鏡板を配した舞台が
一歩足を踏み入れると、艶やかな和の世界が広がる水戯庵。京都の香老舗・松栄堂が手がける繊細な香りが鼻孔をくすぐり、訪れる人の心をゆったりとほぐしていきます。
 
エントランスから客席への通路はギャラリーを兼ね、江戸から大正期に製作された浮世絵や版画などを展示。定期的に入れ替えを行うので、何度足を運んでも楽しめることでしょう。また、2017年に惜しまれつつ閉館となった大阪能楽会館に寄贈・展示されていた、二条人形工房作のミニチュア能面八十四面が水戯庵に引き継がれており、店内で目にすることができます。このほか、京友禅・摺型友禅・京繍・京鹿の子紋・西陣織の作り手集団「きものアルチザン京都」がスタッフの蝶ネクタイを手がけるなど、室礼の細部にいたるまで“本物”の和の心が行き届いているので注目です。
 
メインフロアに設置された約5.4m四方の舞台は、能舞台にならい、老松を描いた鏡板を配しています。この鏡板、もともと京都の観世流能楽師片山家、京舞井上家ゆかりの舞台のもの。縁あって移築された歴史ある鏡板を背景に、毎日さまざまな伝統芸能が繰り広げられているのです。
 
公演は、現在はランチタイム、ティータイム、ディナータイムの1日3回、4月28日以降はディナータイム2回の1日4回構成。能五流、能楽囃子方各流派、狂言二流のほか、京舞井上流、日本舞踊花柳流、藤間流、琉球舞踊宮城流、文楽や雅楽、華道家元池坊といった、日本の伝統芸能を代表する各流派が日替わりで出演します。これまで「伝統芸能は敷居が高い」と敬遠していた人も、一度気軽に足を運んではいかがでしょうか。
 
glay-s1top.jpg
能や狂言などの各流派が日替わりで出演(公演イメージ)
glay-s1top.jpg
脈々と受け継がれる伝統芸能を楽しめる(公演イメージ)
 
 

◆老舗の味が勢ぞろい 
 日本の食文化を堪能

 
glay-s1top.jpg
ランチやディナーは老舗の味を堪能できる寿司のコース
水戯庵では、室礼や伝統芸能だけでなく、料理ももちろん“本物”の味と出合えます。ランチおよびディナーで味わえるのは、現存する最古の江戸前寿司処「すし栄」の江戸前寿司、大阪寿司、茶巾寿司を中心としたコース料理。さらに、お茶は200年以上の歴史を持つ京都の老舗茶舗「福寿園」によるもの。和のアフタヌーンティーを彩る甘味も「老松」や「亀末廣」といった、京菓子の老舗のものが勢ぞろいしています。いずれも、美しいヴィンテージの膳や器と共に、日本の食文化を五感で感じられる構成です。
 
glay-s1top.jpg
江戸前寿司を中心としたランチの一例
glay-s1top.jpg
京菓子で和のティータイムはいかが
glay-s1top.jpg
お茶漬けなどラウンジ限定メニューも
 
アルコールメニューは、食通・ワイン通としても知られる俳優の辰巳琢郎氏がセレクトしており、純国産ワインや日本酒など、通をうならせるラインナップとなっています。ディナータイム終了後はレストランからラウンジに姿を変え、アラカルトや限定メニューも登場。江戸の時代に名を馳せた幻の料亭「百川」にちなみ、「百川ラウンジ」と称し、食事と共に知的な会話や粋な遊びを楽しむ、文化サロン然とした演出も見逃せません。
 
各界の“本物”が結集し、日本文化の魅力を余すことなく体感できる水戯庵。現代の暮らしの中では忘れがちな伝統芸能や食文化、美術工芸品の妙を、ぜひ楽しんでみてください。
 
glay-s1top.jpg
国産ワインなど、アルコールのセレクトにもこだわり満載
glay-s1top.jpg
寛いだ雰囲気で日本の伝統文化に触れられる非日常空間
 
 
水戯庵
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1F
TEL 03-3527-9378(受付 10:00〜21:00)
営業 11:30~24:00
ホームページ
https://suigian.jp
 
 
 
 

KEYWORD

ライフスタイルランキング

関連記事

最新ライフスタイル記事

カテゴリ

最新記事

話題の記事