B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一日一笑の訪問介護で
人生の総仕上げを共に

 

人と人との触れ合いがすべての原点

 
glay-s1top.jpg
水野 在宅介護を必要とされる方は、施設に入られている方と比べ、より専門的な知識や複雑なケア、細かい配慮が必要になってくるのではと想像に難くないです。とても大変なお仕事なのでは?
 
野﨑 いえいえ、まったく大変じゃないですよ!
 
水野 即答でした(笑)。本当ですか?
 
野﨑 よく聞かれるんですけど、大変さより楽しさのほうが大きいです。私は、病気や痛みがある方のところに入らせていただいて、人間として何をすべきかと考えているだけなんですよ。ですから、大変と思ったことはないですし、「ありがとう」と笑顔で言われただけで疲れなんかは吹っ飛んでしまいます(笑)。介護は「している」のではなく、私たちが「育ててもらっている」という感覚ですね。
 
水野 それは頼もしい。徹底的に寄り添う介護や介助をされている点が、あっとCareさんならではの取り組みなんですね。まさしく一対一の強みだと思います。
 
野﨑 一対一の心から寄り添ったサービスなら一緒にやりたいと、私の仕事観や思いに賛同してくれたスタッフが集まってきてくれているので、本当に感謝しています。
 
水野 その思いはきっと利用者さんやスタッフさんたちにも伝わっていると思います。あらためて、野﨑代表にとってこのお仕事のやりがいとは?
 
glay-s1top.jpg
野﨑 人の一生で、私たちは家族以外で出会う最後の他人だと思うのです。最後に知り合う人が嫌な人だったら、その方の人生が悲しく終わってしまう。ですので、私たちが精いっぱい人生の総仕上げに寄り添えたら幸せを感じられ、総括的に良い人生だったと思っていただけるはずです。それを担える使命感が、やりがいにつながっています。
 
水野 深いですね。そういう使命感を胸に携わってくれる方がいるのは、ご本人だけでなくご家族にとってもありがたいことだと思いますよ。私も祖母を自宅介護していた経験があります。バリアフリーを整えたり、それこそ食事からケアの方法を考えたりと、細かいことでも家族だけでするのは一大事でしたね。やはりプロの方に助けていただくことは心強いと、身も持って実感しています。
 
野﨑 ありがとうございます。私たちヘルパーを頼ってもらい、誰にとっても幸せな時間を過ごしていただきたいです。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事