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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ママ・パパ・地域を支援
助産師のいるケア施設

 
 
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狩野 助産師として女性に寄り添うスタンスに岡垣代表の信念を感じます。ちなみに、いつ頃から助産師を志されていたのですか。
 
岡垣 中学校に来てくれた助産師さんの話を聞き、お母さんより先に赤ちゃんを抱っこし、命のバトンを受け渡す存在を知りました。すごく素敵だなと思い、それから助産師を目指し、資格を取得したんです。助産師として学校で講演会をするようになり、その私を見て同じように助産師を志してくれた子がいるんですよ。実は今、その子が仕事を手伝ってくれているんです。
 
狩野 何だか素敵なつながりですね!
 
岡垣 本当にありがたいことだと感じています。活動を通じ、命の素晴らしさや命を育む女性のライフスタイルについても深く考えるようになりました。そこで私たちの施設では、ママさんだけでなく女性の皆様が居心地のいい環境を整え、サポートできる体制を整えています。思春期のお子様のこと、不妊・更年期などで心身にゆらぎを抱えた方まで幅広くお話をうかがっていますよ。
 
狩野 まさに、女性の駆け込み寺ですね。さまざまな悩みを抱える女性にとって、岡垣代表の存在は心強いと思います。
 
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岡垣 ありがとうございます。これからは女性を含め、皆様がお互いを思いやる場、コミュニティとして地域に貢献できればと考えていましてね。その一環として、ご夫婦で学ぶセミナーなども開催しています。育休を取る方も増えているものの、実は育休を取得しても何をしていいかわからないパパさんが多いんです。制度だけ整えるのでなく、夫婦間のコミュニケーションの取り方を知ってもらえる機会をつくるお手伝いもしていきたいですね。
 
狩野 子育てに関しては、男性はまだまだ気付けない部分は多いかも知れません。私の場合、無理に不得手なことをするのではなく、得意なことでサポートするように努めましたね。しっかりコミュニケーションを取ることで、奥さんも納得してくれて役割分担ができたように思います。国は子育て支援を掲げ、手当や給付金での支援を打ち出すだけでなく、出産や育児の楽しさをもっと伝えるべきだとあらためて実感しました。5人の父親として、私からも子育てのおもしろさを伝えていきます!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事を好きになること。好きなことをやれば、楽しむことにつながると思います。
(岡垣裕美)
 

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