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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

体も心もほぐれる鍼灸院 独自のツボに笑顔で施術
鍼灸院らいらく 院長 宮路真紀

 
プロフィール 石川県出身。大阪府の関西鍼灸短期大学、現在の関西医療大学を卒業。鍼灸師の国家資格を取得し、堺市のクリニックに10年間勤務した。結婚を機に三重県へ移り住み、育児のための休業期間を経て、2019年、Rairacu(株)を設立し、翌年津市に鍼灸院らいらくを開く。現在、鍼灸および柔道整復師の資格を持つスタッフと2人で施術に当たっている。【ホームページ
 
 
 
三重県津市の県道沿いに立つ鍼灸院らいらくは、鍼灸をベースとした多彩な施術メニューで、日ごろのストレスに疲れてやってくる顧客を心身ともに癒してくれる場所だ。開業から3年、一緒に働くスタッフから天使のようと評される宮路真紀院長の笑顔と丁寧な仕事ぶりが、リピーターを着実に増やしている。鍼灸の痛い・熱いというイメージを払拭したいと張り切る宮路院長に、これまでの歩みや施術中の心がけについて聞いた。
 
 
 

鍼灸師をはじめ多彩な技能と知識がベースに

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 津市で鍼灸院らいらくさんを運営している、はり師・きゅう師の宮路院長にお話をうかがいます! 先ほどご挨拶をさせていただいたスタッフさんからは、「まるで天使のような院長」だとうかがいましたよ。まずは、宮路院長が今まで歩んできた施術の道がどんなものだったのか、教えていただけますか?
 
宮路 私は石川県の生まれで、大阪の短大で勉強して鍼灸の国家資格を取った後、堺市で10年間クリニックに勤務していました。夫が大学の同期で、結婚を機に彼の実家がある三重に引っ越してきたんです。子育てを優先していったん仕事から離れたものの、夫が施術したお客様の笑顔を間近で見て、やっぱり私もやりたいなという気持ちがだんだん湧いてきました。
 
タージン なるほど、それで復帰しようと思われたんですね。
 
宮路 そうです。夫と私では施術の内容が違うので、相談した結果、それぞれ別の場所でやっていくことになりました。それが2020年のことです。
 
タージン 宮路院長は鍼灸師のほかにも、いろんな資格をお持ちだそうですね?
 
宮路 食育指導士とカラー診断のための資格を持っていて、ダイエットの相談に乗ったり、その方の個性に合ったカラーをお伝えしたりしています。好奇心が強いほうなので、知りたくなるとじっとしていられないんです。
 
タージン 知識が広がると、お客さん一人ひとりへのアプローチのしかたも増え、サービスが充実していきますよね。勉強熱心な姿勢が素晴らしいと思います。