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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

飼い主にも動物たちにも 親身に向き合う動物病院
桜の森どうぶつ病院 院長 皆本里実

 
プロフィール 埼玉県出身。幼少期から動物に親しみながら育ち、小学生の頃に動物の命を救いたいとの思いから獣医師になることを目指す。獣医師となったのち、動物病院に勤務。動物の診察や治療を行うとともに、リハビリも担当した。その後、独立して2022年7月に桜の森どうぶつ病院を開業。可能な限り動物に不安を与えないように、犬用と猫用にそれぞれ別の待合室や診察室を設けるなど、独自の取り組みを行っている。【ホームページ
 
 
 
埼玉県秩父市にある桜の森どうぶつ病院。院長を務めるのは、幼少期から動物が大好きだったという獣医師の皆本里実氏だ。同院では犬と猫が互いにそれぞれ専用の診察室を用意するなど、動物たちが不安を感じることなく来院できる環境づくりを行っているという。そんな同院の運営にかける皆本院長の思い、そして仕事の楽しさを、長年家族と共に愛犬を育てた経験があるというタレントで元モーニング娘。の石黒彩氏が詳しく聞いた。
 
 
 

犬用と猫用の二つの診察室がある動物病院

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 本日は埼玉県秩父市にある、桜の森どうぶつ病院の皆本院長にお話をうかがいます。私も動物が大好きなので、とても楽しみにしてきました。
 
皆本 ありがとうございます。私もモーニング娘。のファンで『ASAYAN』に出演なさっていた頃から見ていたので、石黒さんにお会いできて嬉しいです!
 
石黒 そう言っていただけると私も嬉しいです(笑)。それにしても、こちらの病院は明るくてとてもきれいですね。診察室や待合室が二つ用意されているんですか?
 
皆本 そうなんです。犬用と猫用に分けているんですよ。というのも犬や猫は、ほかの動物のにおいや気配に対してとても敏感ですからね。中には平気な子もいるものの、警戒して吠えたり威嚇したり、怖がってストレスを感じてしまう場合もあります。特に猫はストレスに弱いので、なるべく安心して来院できるように犬とは別の入り口を用意するなどの工夫をしているんですよ。
 
石黒 すごいですね! ここまで動物のために気を配っておられる動物病院はなかなかないと思います。そんなユニークな取り組みを行う皆本院長と、桜の森どうぶつ病院さんの魅力について、さらに詳しくお聞きしていきましょう。