B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

塗装一筋の経験と技術で
屋根や外壁を一貫施工

 

塗装一筋25年以上のキャリア

 
 
glay-s1top.jpg
実際の施工の様子
矢部 小野社長は塗装業界に入られてどれくらいになるのですか?
 
小野 16歳のときからなので、もう25年以上になりますね。
 
矢部 すごい! 10代半ばから塗装一筋に歩んでこられたのですね。私も芸能界に入ったのが、ちょうど16歳のときなんですよ。小野社長と私は同い年で、仕事を始めた年齢も同じですから、親近感が湧きます(笑)。
 
小野 私も嬉しいです(笑)。新人時代は右も左もわからない状態だったものの、25歳頃から、「雇われるよりは、自分で積極的に仕事を切り盛りしたい」と思うようになりましてね。2003年、26歳のときに小野美装を立ち上げたんです。最初は、私1人でのスタートでした。
 
矢部 独立に際しては、不安もあったのではないですか?
 
小野 正直なところ不安でしたね。とにかく仕事を探さなければと思い、タウンページのリフォーム店やペンキ店に電話をかけ続けながら営業しました。ありがたいことに、その中の1社からお仕事をもらえるようになって事業が軌道に乗ったという流れです。人材の採用や育成にも力を入れ、起業してからの2年間で従業員は6人ほどに増えました。
 
glay-s1top.jpg
矢部 仲間がいるのといないのでは、やはり事業に臨む気持ちも変わってきますよね。
 
小野 そうですね。従業員のご家族も含めてみなさんの生活を背負っているという責任感で仕事に張り合いが出るとともに、一緒に働いてくれる仲間がいることは心強いです。私は自分の目で現場の状況をしっかりと把握したいので、今でも自ら現場に行って従業員と仕事をしているんですよ。
 
矢部 経営者と職人を兼ねているのですね。その後、法人化されたのはいつでしょう?
 
小野 2019年です。下請けだった頃はお客様に対応する機会はほとんどありませんでした。元請けとなってからは、最初から最後までお客様と直接やり取りしています。その中で、コミュニケーション力の大切さをあらためて実感していますね。