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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

任意売却という選択で
新たな人生を切り開こう

 

自己破産という方法もある

 
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中川 まず、競売では裁判所が売却の情報を公開しますが、任意売却は一般の市場で物件を売り出すので社会的な信用を守ることができます。また、不動産の価格やその方法でも任意売却の利点は大きいのです。仮に、住宅ローンで3000万円の残債があったとしましょう。弊社では、現在の相場を調べてその物件を「任意売却なら2000万円で売れる」などと債権者と交渉します。競売ではもっと安くなる危険性が大きいですし、そもそも落札者が現れなければ売却することもできませんからね。
 
吉井 こうして任意売却のメリットを教えていただける機会は、なかなかありません。夢を持って購入した住まいを売却する決断は難しいかもしれませんが、実際に任意売却で救われている方は大勢いらっしゃるのでしょうね。そこで気になるのは、売却後のことです。先ほどの例のように物件を売却したとして、それでもローンの返済に足りない1000万円は、どのように整理すればいいのでしょうか。
 
中川 それには2つの方法があります。1つは月々5000円でも1万円でもいいからコツコツと返済を続けること。もう1つは自己破産することです。「借りたものは返す」という原則からすれば返済を続けるほうが良いのは事実です。しかし、そもそもローンの返済ができなくなるのは生活が苦しくなったからです。リストラや離婚など原因はさまざまですが、心の傷を負いながら、さらにローンの返済を何年何十年も続けるのは大きな負担になりますよね。ですから私は、将来を見据えた選択肢として自己破産をおすすめする場合もあります。
 
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吉井 しかし、自己破産をすると、クレジットカードをつくれなくなるなどデメリットも大きいと聞いたことがあります。
 
中川 確かに、自己破産をするとその情報が金融機関に共有され、クレジットカードをつくったり銀行借り入れをしたりすることができなくなります。でも、その情報は5年から7年ほどで抹消されることが多いです。その後はカードもつくれるし、銀行からお金を借りて新しい家を買うこともできるようになります。新しい未来を切り開くためにも、無理をして借金の返済を続けるより自己破産を選択したほうがいいケースも多いのです。
 
吉井 そういう情報も、私はまったく知りませんでした。中川社長のアドバイスがあれば、今はローンの返済に苦しんでいる方も人生を立て直すことができそうですね。
 
 
 
 

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