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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 製品の加工、組み立て、梱包、発送業務を手がける絆style(スタイル)さん。まず堀口代表の歩みからおうかがいします。起業されたのは2014年だそうですね。それまではどんなお仕事をされていたんですか?
 
堀口 25年間、配送トラックの運転手をしてきました。
 
八木 25年間も! なぜ、製品を運ぶ側から加工する側になられたのでしょう。
 
堀口 配送で全国の大小さまざまな加工業者に出入りするようになり「こんな仕事があるのか」と興味を持ったんです。トラック運転手をずっと続けることは難しいと考えていたので、思い切ってこの仕事に懸けようと覚悟を決め、起業しました。
 
八木 起業当初は大変だったのではないですか?
 
堀口 ええ、最初はただがむしゃらに頑張りましたね。3年経った2018年現在、ようやく先が見えてきたところです。今は人生で一番勉強しているときかもしれません。妻にも苦労をかけたと思っています。
 
八木 奥様も一緒にお仕事をされているのでしょうか。
 
堀口 ええ。以前は事務員をしていました。起業と同時に辞めて手伝ってくれています。電話対応からスタッフとのコミュニケーションまで本当に支えられていますね。
 
八木 堀口代表と奥様は野球に例えると監督とヘッドコーチみたいですね。堀口代表は表で指示を出し、奥様はスタッフのまとめ役。とてもバランスがいい!
 
堀口 妻がいないと絆styleは成り立ちません。もちろん妻だけじゃなく、私は今までいろいろな方々に支えられてきましたので、人と人とのつながりの大切さを強く感じています。
 
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八木 もしかして絆styleという社名はそこから?
 
堀口 そうなんです! 運転手時代から私がピンチのとき、いつも誰かが助けてくれました。自分の人生が絆で成り立っていることを実感し、「絆styleで一生やっていくぞ」という気持ちを込めて社名にしたんです。
 
八木 素敵な由来ですね。では、そんな絆styleさんならではの強みを教えてください。
 
堀口 加工した製品には配送業務が必要になることが多いんです。私は運転手時代のつながりがあるので、お客様のご希望に合う予算でトラックの手配が可能なんですよ。これはお客様にとても喜んでいただけています。