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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

常に試行錯誤することが
モチベーションを保つ秘訣

 
1998年の長野オリンピック、ノルディック複合において個人6位入賞、団体5位入賞という成績を残した荻原次晴さん。“キング・オブ・スキー”と呼ばれるほどの実力者である荻原健司氏を双子の兄に持ち、常に劣等感があったと言う。その劣等感をバネに成長し続ける荻原さんは、現在スポーツキャスターとして活躍中だ。現役から今に至るまでのモチベーションの保ち方など、じっくりと話をうかがった。
 
 

スポーツキャスターとして歩み出した

 
僕は1998年の長野オリンピックを最後の舞台に、引退しました。その後のセカンドキャリアについては、実はまったく考えていなかったんですよ。自分は何ができるんだろうと悩んでいましたね。そんなときに、今の事務所の社長に「ウィンタースポーツの魅力を、テレビを通じて発信できるスポーツキャスターになってみてはどうか」と言っていただいたんです。
 
野球やサッカー、相撲、ゴルフなどのメジャーなスポーツと比べると、スキーはどうしてもマイナー競技の枠に入ってしまいます。僕が引退した当時は、ウィンタースポーツ出身のスポーツキャスターの方がほとんどいなかったんですよ。ウィンタースポーツの魅力を多くの方に知っていただきたいという気持ちもあったので、スポーツキャスターの道を歩もうと決めました。
 
ただ、当時はすごく大変でしたね。スポーツキャスターは、カメラを通じてテレビの前の方に言葉で情報を伝える仕事です。僕は幼い頃からスポーツに打ち込んできたので、勉強はろくにしておらず・・・。語彙力はありませんでしたし、ボキャブラリーも少ない。勉強をおろそかにしていたことや、本を読んでこなかったことを反省させられましたよ。
 
スポーツキャスターとして仕事をするようになって、初めて毎朝新聞に目を通す習慣ができました。とにかく世の中のことを勉強しなければと思ったんです。スポーツに限らず、どういった時事ニュースがあるのかなども頭に入れるようにしていました。また、人に伝える話し方を学ぶために、アナウンススクールにも通ったんですよ。当時学んだことは、今でも役立っていますね。
 
もう一つ大変だったのが、ウィンタースポーツ以外のスポーツの知識がないこと。僕の場合はスキーに夢中になっていたので、野球やサッカーなどの有名なスポーツであっても、あまり詳しい知識は持っていなかったんです。これはほかのアスリートの方も同じだと思いますね。だから、とにかく取材にうかがって、現場の雰囲気や取材中のお話からそのスポーツについて学んでいきました。
 
 
 
 
 

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