B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪府泉南市で建築工事を手がける桜工房さん。藤本代表は若い時期に建設業界に入り、経験を積み上げて起業されたとうかがいました。
 
藤本 はい。建設業界に入ったのは20歳のときです。それこそ、新米はまともに道具を使わせてもらえない、仕事も「見て盗め」という時代でした。そんな中で懸命に働く姿を認めてもらい、先輩が大事にしていた粗ノコをいただいたときの嬉しさは、今でもよく覚えています。
 
畑山 僕も工事現場でのアルバイト経験があるので、職人の世界の厳しさはわかります。上下関係が半端じゃないし、しょっちゅう怒鳴られていて、半年で辞めましたから(笑)。でも、藤本代表はめげずに修業し、多くの経験を積んできたのですね。詳しく聞かせてください。
 
藤本 鉄骨構造の建築や内装の技術を習得した5年後、独立して下請け業者として10年ほど従事しました。その後、住宅の基礎工事を行う会社に招かれ、現場監督を任されまして。個性の強い職人たちを束ねていくのが私の仕事でした。
 
畑山 職人として下積み経験があるから、彼らの気持ちを理解することができたのではないですか?
 
藤本 おっしゃる通りです。職人の気持ちはよくわかっていたので、努めて話を聞くようにして、きちんと仕事をしている者は評価しました。反対にサボり癖のある者は厳しく接していましたよ。
 
畑山 現場監督として大勢の人に寄り添いながら、円滑に現場を回すことを覚えたのですね。藤本代表のように、他人の気持ちがわかる人間が、人を動かせると思うんです。
 
glay-s1top.jpg
藤本 私も、現場をつくり上げるのは“人”であると、改めて感じましたよ。その後は営業を学ぶため、リフォーム会社へ転職しました。そこでは、これまで培ってきた建設や土木の知識を活かすことができ、最終的には支店長を任せていただいたんです。
 
畑山 それは素晴らしい。その後、独立されるわけですね。お話をうかがっていて、藤本代表は転職の都度、確実に仕事のスキルを身に付け、ステージアップしていったと感じました。自身の経験が全て事業に活かせるのは、経営者としての最大の強みだと思います。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事