B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人と人の絆を大事にする 実績豊富な老舗運送会社
有限会社東陸運輸 代表取締役 道川裕三

 
プロフィール 成人式発祥の地・埼玉県蕨市出身。学業修了後、いすゞ自動車(株)に入社し、整備士として大型車両に関する知見を得る。その後、父親の運営する(有)東陸運輸に転職。ドライバーとして経験を積んだのちに会社運営のノウハウも学び、2009年に代表取締役に就任した。従業員たちが働きやすい環境づくりを推し進めたことで非常に高い定着率を誇っており、多くの従業員が長きにわたって活躍し続けている。
 
 
 
埼玉県蕨市を拠点に運送業を営む有限会社東陸運輸。創業から60年の歴史を持つ老舗企業だ。代表取締役の道川裕三氏は、創業者である父や経営に携わっていた母から会社を受け継ぎ、従業員たちがやりがいをもって働ける会社に育ててきたという。人と人とのつながりを重んじ、従業員を家族のように大切にしながら、運送業者としての誇りをもって働く道川社長に、仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 
 

60年もの歴史を誇る老舗の運送会社

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 本日は埼玉県蕨市を拠点に運送業を営む、有限会社東陸運輸の道川社長にお話をうかがいます。お聞きしたところ、2025年で創業から60周年を迎えるそうですね!
 
道川 そうなんです。弊社は私の父が1965年に創業しました。現在では、大手運送会社の倉庫から各配送所への品物の輸送や、建築建材や住宅用設備機器の輸送、イベント用機材の運搬と設営なども行っております。
 
水野 道川社長はこれまでずっと運送業界で経験を積んでこられたんですか?
 
道川 私はもともと、大手自動車会社で整備士として勤務しておりまして。そこでトラックなどの車両についての知識や、整備方法を学んだんです。ところがしばらくして、父によって家業に連れ戻されてしまいまして(笑)。それから弊社に転職し、5~6年ほど運送ドライバーとして経験を積んだんです。その後、事務などの業務も担当して会社経営のノウハウを得たのち、代表取締役に就任しました。気付けば、運送業界に身を置いてから30年ほどになりますね。
 
水野 整備士からドライバーを経て、運送会社を経営するに至るとは、まさに運送事業に精通するプロですね! そんな道川社長が経営する東陸運輸さんの魅力について、詳しくお聞きしていきましょう。