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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人材採用や教育の面から
中小企業を支援!

 

経営者のビジョンを明確にすることが大切

 
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藤本 私は大学卒業後に、現在と同じく中小企業向けに人材の採用・教育支援を行う会社に就職しまして。それ以来、およそ19年間にわたって数多くの中小企業に対するサポートを行ってきました。
 
畑山 19年もの経験をお持ちとは、人事採用に関する業界のプロフェッショナルですね。やはり当時から、人材の採用や育成にお悩みの中小企業経営者の方が多かったんですか。
 
藤本 そうですね。大企業であれば人事部を設けることができますが、自社で専門のスタッフを用意できるほどの人的リソースが足りていない中小企業は少なくありません。その場合、経営者自らが採用活動を行っても、採用や教育に関するノウハウがないため、就職希望者が集まらずに困っている方も多いんですよ。
 
畑山 そこで藤本社長のような方が、経営者のお困りごとを解決する手助けをするわけですね。
 
藤本 はい。いわば中小企業にとっての“社外の人事部”として活動することで、これまで数多くの経営者様と共に実績を積み上げてきました。その方法として、まず経営者の方が求める人材や、社員をどのように育てていきたいかをお聞きし、相談しながらビジョンを明確にしていきます。そのうえで育成スケジュールなどを構築し、説明会や面接も行いながら、クライアント様である企業がどれほど魅力的な会社なのか、就活生や就職希望者の方々にPRしていくんです。そんな風に、弊社では採用から教育、企業のブランディングまでトータルでサポートしています。
 
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畑山 経営者の考えを具体化させることが大事なんですね。中には漠然とした思いだけで、方向性が明確ではない経営者さんもおられるのでは?
 
藤本 おっしゃる通りです。会社をどのように経営し成長させていきたいかといった目標は、その会社の経営者様の夢だと思うんですよ。だからこそ、その夢やビジョンと、人材の採用や育成が明確に結びついていなければなりません。そこが曖昧なままだと、たとえ新入社員が入っても定着せず、早期の退職につながりますからね。
 
畑山 将来的に会社をどうしたいのか、何のために人材を募集するのかをしっかり見つめ直す必要があると。経営者自身が気付いていないことも多いでしょうし、夢やビジョンを明確にすることで、会社の方向性や強みも見えてきそうですね。