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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

元利用者も運営で活躍!
就労支援で一歩を後押し

 
 
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狩野 それぞれの障害や特性に合った仕事に取り組めれば、利用者さんもやりがいを感じられるでしょうね。ちなみに、小林代表は普段、利用者さんと接するときにどのようなことを心がけていらっしゃいますか。
 
小林 福祉事業所では、どうしても会話が苦手で繊細な利用者さん同士が衝突するなど、スタッフが苦慮することも少なくありません。ですから私たちはじっくりと話を聞き丁寧に対処するよう心がけています。就労継続支援の目標は、障がい者の皆さんに社会で活躍していただくこと。そのため、どんな会社で働いても通用する対応力を身に付けてもらえるよう常に意識しています。
 
狩野 そのためには親御さんの理解も欠かせませんよね。
 
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小林 おっしゃる通りですね。障害のある子どもを外に出したくないという方も多いものの、過保護なままではお子さんも成長しませんよね。ほんの少し踏み出す勇気を持っていただくためにも、親御さんとしっかり連絡を取り合いサポートすることも大事にしています。
 
狩野 細やかなサポートは利用者さんも親御さんもありがたい限りでしょう。そんな小林代表が掲げる、未来への決意をお聞かせください。
 
小林 まずは、自慢のドライフラワーをマルシェやネットでも販売すること。そうした作業を通じて、IT関係など、利用者さんごとに最適な仕事の種類を増やすことが目標です。もちろん就労継続支援は簡単な事業ではありません。難題に直面することもたくさんあるものの、誰かの一歩を後押しするこの仕事に、私も楽しみながら取り組みます!
 
狩野 障がい者の皆さんの可能性は無限大。秘めた力を引き出す小林代表とスタッフさんを、私も応援します。誰もが住みやすい社会を築いていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
「自分で事業を立ち上げた以上、やるしかない!」というポジティブな気持ちで突き進んでいます(笑)。あとは、言いたいことをきちんと言い合える仲間にも恵まれたからこそ、楽しく仕事に取り組めているのかもしれませんね。
(小林愛実)
 

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