B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

良質な肉を低価格で提供 ウッディな内装の焼肉店
株式会社 鮫島組/炭火焼肉ターザン 代表取締役 鮫島誠

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 愛知県小牧市で足場工事を手がける株式会社鮫島組さん。鮫島社長は北名古屋市で炭火焼肉ターザンも営む二刀流の経営者だそうですね。今日は店舗を切り盛りする那須隆一マネージャーにもお話をうかがいます。さっそく歩みから教えていただけますか。
 
鮫島 鮫島組は鳶職人だった私の父が個人事業でスタートしまして、若い衆を抱え足場・土木工事を手がけていたんです。同じ道に進んだ私も父の下で腕を磨いて23歳で後を継ぎ、やがて、足場工事に専念するようになりました。この間、2008年に法人化し、ますます事業を拡大したんです。今年2024年は鮫島組が誕生して60年、私が父の後を継いで30年という節目の年なんですよ。
 
水野 おめでとうございます! 記念の年にお邪魔することができて私も嬉しいですよ。鮫島組さんはホームページを拝見するだけで異色の建設会社だとわかります。
 
鮫島 ありがとうございます。弊社は業界でいち早くDXを推進したんです。ITに強い私の息子がマネジメントし、見積もり、在庫、運送、施工と、すべての工程が一目で管理できる独自のシステムを導入しました。これにより、予算の削減や作業の効率化を実現したんですよ。スタッフにもお客様にも喜ばれています。また、私たちは人材の育成にも尽力していて、大学の就活ブースに出展したり、高校生のインターンを受け入れたりするなど、積極的な採用活動を展開しているんです。
 
glay-s1top.jpg
水野 まさに躍進を続ける鮫島組さんですね。ところで、焼肉店との縁はどこから?
 
鮫島 犬山線西春駅から車で7分の立地にある炭火焼肉ターザンは、30年前から地元で愛されてきた店舗で、私もよく通っていたんです。ある日、創業者のオーナーが引退を決意して、「信頼できる人に店を譲りたい」と私に白羽の矢が立ちました。もともと飲食業に興味があったので、喜んで店を受け継ぐことになり、昨年2023年8月に新規オープンしました。現在、鮫島組の方は息子に任せ、私は個人事業で店舗の経営に専念しています。