嶋　お話をうかがっていて、鈴庄マネージャーのお仕事に対する熱意や、アーティストとしての作品づくりへの思いが伝わってきました。今後の目標やビジョンについては、いかがでしょう？
 
鈴庄　実は今、人形劇や児童文学、絵本に携わる作家さんの応援にも力を入れていきたいと考えているんです。そのため、フェアリーベルの2号店である絵本カフェを、もっと盛り上げていきたいですね。
 
嶋　それは素敵ですね！　絵本カフェというと、手芸やお菓子づくりの体験教室とは違ったコンセプトになっているんでしょうね。
 
鈴庄　カフェでは、お一人でも利用できるアフタヌーンティーや物語にちなんだメニューをご用意していて、絵本を読みながら過ごしていただけます。こちらの店舗でも、今後も、お客様が楽しめるような手づくりの体験を通じ、作家さんたちの魅力を多くの方に発信していきたいですね。
 
嶋　デジタルや便利な技術の発展も相まって、昔ながらのものが誰にも知られず消え去っていくことも少なくありません。しかし、手間暇と愛情のかかった手づくりの作品は、現代社会の多くの方の心に刺さると思います。ぜひ、チャレンジを続けてほしいです！