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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもに学ぶ楽しさを!
お菓子と手芸の体験教室

 

作品づくりがコミュニケーションを育む

 
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嶋さんもカップケーキのデコレーションを体験!
 フェアリーベルさんが運営する体験教室ならではの特色はなんでしょうか。
 
鈴庄 当教室は、お子様が作品づくりを通じて他者とのつながりを感じられる、コミュニケーション講座の役割も担っています。お手本通りに作品を仕上げようとするのではなく、自分のオリジナルの色やデザインを工夫して考えたり、お友だちと教え合いながら思考錯誤して作品をつくったり、その取り組みがより良い成長を促すと私は考えているんです。また、そうしてつくった作品を持ち帰ることでお父様やお母様との楽しい会話が広がり、家族のつながりを深めると考えています。
 
 なるほど。社会で人と一緒に生きていくために、コミュニケーションの取り方などを、自分で考えて悩みながら学んでいける教室でもあるんですね。
 
鈴庄 その通りです。例えば作品のデザインを決める際には、お子様に見本を示しはするものの、あくまでも自分で考えて好きなデザインを描いてもらうようにしているんです。こうした体験が手づくりすることへの将来の種蒔きとなり、楽しみを見つけることが、趣味や仕事にもつながっていくと思っています。
 
 体験教室を通じてお子さんの創造力を刺激していると。鈴庄マネージャーは、手芸をはじめアニメーション制作や製菓など、さまざまなものづくりを学ばれてきたとうかがいました。現在の考え方は、キャリアを通じて育まれたのでしょうか。
 
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絵本のような愛らしい空間に手づくり作品が並ぶ
絵本のような空間に、さまざまな手づくり作品が
玩具博物館開館50周年のワークショップで久米人形づくり
鈴庄 そうですね。私は中山富美子手芸研究所にてさまざまなジャンルの手芸の技術を教えていただいたことをきっかけに、各地を巡って幅広いジャンルの“手づくり”を学びました。アーティスト活動をする中、師匠方から受け継いださまざまな考えを吸収することで、固定観念にとらわれない創作アプローチが可能になったのだと思います。
 
 ご自身もアーティストとして精力的に活動されてきたのですね。マルシェやイベントの運営などの活動からも、手づくりに対する熱意が伝わってきます。
 
鈴庄 アーティストが作品を表現し発表できる場所を提供するためにも、イベントは重要ですからね。ほかにも、フェアリーベルでグッズを展示させていただいたり、ギャラリーをレンタルでご利用いただいたり、ホームページに作家さんのリンクを貼らせていただくなど、アーティスト仲間として周りの方を応援したい気持ちは強いですね。
 
 アーティスト同士のつながりを大切にされている鈴庄マネージャーだからこそ、イベントにも多くの方が参加されるのでしょう。仲間を応援したいという気持ちを着実に形にしておられて、素晴らしいです!
 
 
 
 

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