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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

勉強の基礎を身につけて 頭を鍛えるそろばん教室
西藤珠算学院 曽根・別府教場 代表 北川祐介

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 兵庫県出身。学業修了後、大手総合スーパーマーケット運営会社に就職し、バイヤーとして商品の仕入れ等を担当した。その後、2018年に西藤珠算学院を運営していた母が亡くなったことをきっかけに跡を継ぎ、祖父の代から続く学院の代表に就任した。現在は叔母と共に、高砂市曽根町と加古川市別府町にて2つの教場を運営するほか、ビデオ通話アプリを用いたオンライン授業も行っている。
 
 
 
兵庫県高砂市と加古川市で子どもたちにそろばんや暗算を教える西藤珠算学院。代表の北川祐介氏は、1948年に祖父が開校した学院を、先代である母から受け継いだ三代目だ。パソコンやスマートフォンといったデジタル機器が当たり前に身近にある令和の時代にこそ、自身の頭脳を鍛えるそろばんが、子どもの初等教育において非常に有用であるという。習い事としてのそろばんの再興に取り組む北川代表に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

開校70年以上の歴史あるそろばん教室

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県にあるそろばん教室、西藤珠算学院の北川代表にお話をうかがいます。お聞きしたところ、とても歴史のあるそろばん教室だそうですね。
 
北川 ええ。当学院は私の祖父が1948年に開校して以来70年以上にわたって、そろばんと暗算を教えています。生徒さんの中にはおじいさん、お父さん、息子さんと三代で通ってくださるご家族もおられるんですよ。現在は高砂市曽根町にある曽根教場と、加古川市別府町にある別府教場の2ヶ所を運営しています。
 
狩野 親子三代にわたって通う方もおられるとは、地域に根ざした教室なんですね! コースや指導内容はどのようなものなのでしょう?
 
北川 授業は1コマ50分で、合格を目指すそろばんの級位に合わせてクラス分けされています。当学院は国内大手の団体である日本珠算連盟と全国珠算教育連盟の2つに加盟しており、どちらの団体が主催する検定試験も受けることができるんですよ。また、近年では未就学の4歳頃から入塾するお子さんも増えており、初級クラスでは数字を書く練習からスタートすることもあります。
 
狩野 そんなに幼い生徒さんもいらっしゃるとは驚きました。幼少期からそろばんに触れることの強みや魅力を詳しくお聞きしていきます!