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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

税務署員の経験を活かし 経営を支援する税理士
樋口正俊税理士事務所 代表 樋口正俊

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 群馬県前橋市にある樋口正俊税理士事務所さん。まずは独立の経緯を教えてください。
 
樋口 私は定年まで税務署に勤めていたんです。大学を卒業後、関東信越国税局に入局し、群馬や栃木、茨城、埼玉の税務署を経て、37年間にわたり経験を積んだ後に退職しました。その長年の経験を活かし、税理士として納税者の皆さんのお役に立ちたいと考え独立した次第です。
 
矢部 税務のプロとしてのご経験があるなら、お客さんには心強い存在になると思います。私も店を経営していますので、税理士さんにお世話になっているんですよ。私は自分の性格やどこにお金を使ってしまうなどの癖もわかったうえで、率直に言ってくれる税理士さんの存在をありがたいと思っています。税務署にもいろいろな業務がある中で、樋口代表はどんな経験をされてきたんでしょうか。
 
樋口 最初に配置された署では、宝石類など贅沢品にかかる物品税や酒税といった間接税を取り扱う部署に配属されました。1989年に消費税が導入されたことを受けて物品税が廃止され、そのタイミングで私は個人の所得税を取り扱う部署に異動になり、定年退職まで同じ部署にいました。そういう経緯もあって、税務調査の経験もたくさんあります。
 
矢部 経営者として気になるのは、やはり税務調査。樋口代表は経験が豊富ですから、どのようなところに調査が入りやすいかをよくおわかりでしょうね。
 
樋口 はい。その点は十分心得ていますので、税務署から急な調査の連絡があったら、ご相談いただければサポートをいたしますよ。
 
矢部 納税者側からすると、税務調査はいつ来るのかと思ってしまいます。でも、いつ来ても大丈夫なように備えておくことが大切ですよね。インボイス制度もありますので、税金対策をする必要がある人も増えているんじゃないですか。
 
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樋口 個人事業主の方も含めて需要は増していると感じます。税理士との付き合い方としては、確定申告の際に一時的なサポートを求めるか、顧問契約をして毎月のサポートを受けるかという大きく2つの方法にわかれます。
 
矢部 事業の規模や予算によってお付き合いの仕方は変わってくるでしょうね。確定申告時のサポートというのは、どんなことをしていただけるのかわかりやすいです。では、顧問契約をするとどのようなサポートを受けられるんでしょうか。