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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

弱視や斜視に対応! 職人の技が成す眼鏡店
株式会社三光堂眼鏡店 代表取締役 塚田貴大

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 弱視や斜視の治療用など、他店では購入できない特殊な用途の眼鏡も取り扱う株式会社三光堂眼鏡店さん。塚田社長は2代目とお聞きしました。
 
塚田 ええ。弊社は父が創業しました。私は、4年制の眼鏡専門学校を卒業後、検査のプロを目指して視能訓練士養成校に進学。2001年に視能訓練士国家資格を取得し、群馬大学医学部附属病院眼科に11年間勤務しました。その後、母校の視能訓練士養成専門学校に誘われ、2年間教鞭を取りながら大学院を修了した後、九州の視能訓練士養成大学で10年間教壇に立ちました。
 
矢部 後進の育成に力を注いでいた塚田社長が家業を継いだきっかけは何だったのでしょう。
 
塚田 薄く軽く快適に装用できる治療用眼鏡を作成できる店舗は限られており、父も高齢になったことから、私がやらねばならないと決意し、昨年2023年4月から当店に勤務し、翌2024年7月に事業承継しました。もっとも職人の父は健在で、手作業のレンズ加工は父が手がけているんですよ。私の役目は眼科の知識と眼鏡店での経験を生かし、医療機関とお客様の架け橋になること。お客様のQOLを上げることです。QOLは、クオリティ・オブ・ライフの略称で生活の質という意味を持ちます。
 
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矢部 まさに、お父様と二人三脚でお客さんのために奮闘していらっしゃるわけですね。
 
塚田 はい、私も父の手ほどきでレンズの加工を学び始めたところです。国家検定資格の1級眼鏡作製技能士を取得し、さらに技術を磨いていますよ。お客様に快適な眼鏡を提供し、喜んでいただけると嬉しいですね。