B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根差すまなぶ 塗ったくり爺さんの底力
株式会社船戸建装 代表取締役 船戸學

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 東京都あきる野市にある株式会社船戸建装さんにお邪魔しています。カラフルでかわいらしい外観には塗装の技が活かされていて、船戸社長の建築への思いが強く伝わってきますね。
 
船戸 ありがとうございます! 石黒さんは北海道のご出身だそうで、お会いするのを楽しみにしていました。
 
石黒 はい、私は札幌市の出身です。もしかして、船戸社長も同郷ですか?
 
船戸 いいえ。でも、北海道は思い出があるのです。20代の頃、兄が青春時代を過ごした北海道へ何としても行ってみたく、青函連絡船に乗ってあの頃は長時間かけ北の大地へ。当時の私には大冒険だったので心に刻まれています。ですから、石黒さんにはとても親近感がありまして(笑)。
 
石黒 嬉しいです(笑)。それは貴重な経験をされましたね。意外な共通点が判明したところで、船戸社長のこれまでの歩みを教えてください。
 
glay-s1top.jpg
船戸 私は15歳から、東京四谷左門町にて建築職人見習いを始めました。辛いこともありましたが、必要な技術を学べた経験に今でも感謝しています。そして、修業を終えてあきる野に戻ってきて23歳の時にご縁があって土地を購入し、建築塗装工事業「船戸塗装店」を創業しました。周りに内装工事を行う業者が少なかった時代から起業し、かれこれ50年余りになります。私自身は大ベテランの領域に入りました。
 
石黒 この道一筋、半世紀以上ですか。地域に根差して実績を積みながら信頼関係を築いてこられたのですね。
 
船戸 そう言っていただけると報われます。その後、内装工事業「ふなとインテリア」を経て、建築内外装業を担う弊社を設立するに至りました。現在多能工として、建築工事や内装、塗装工事、防水工事など頑張っています。