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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

将来を見据えた療育で
子どもの個性を伸ばす

 

早期の療育によって、生きる力を育む

 
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石黒 未来花さんの施設内は広くて開放的な雰囲気なので、癒やされますね。子どもたちも、のびのびできているだろうなぁ。
 
鈴木 ええ、元気に過ごしてくれています。当施設は、午前は児童発達支援サービス、午後は放課後等デイサービスというように分け、未就学児から中学生までの幅広い年齢層のお子さんに対応しています。
 
石黒 午前は小さな子、午後は大きな子、といった具合でしょうか。
 
鈴木 おっしゃる通りです。同年代でも能力や行動範囲などが違いますので、それぞれが自由に学びやすいように環境を整えていますよ。
 
石黒 さまざまな特性のある子ども一人ひとりが、ストレスなく過ごせる空間なんですね。
 
鈴木 私は幼児療育に関しては、なるべく早く始めてほしいと願っています。ある程度の年齢に達すると人格ができ上がるため、できればその前に当施設をご利用いただきたいですね。幼少期の早い段階から療育に取り組めば、一般的なお子さんの成長曲線に近付けることが可能なんですよ。
 
石黒 確かに、4~5歳で幼稚園や保育園に通い始めると、ほかの子や先生と触れ合うなど、1日の半分を家族以外の誰かと過ごす時間が増えますよね。未来花さんなら、鈴木社長のようなプロの方に支えてもらいながら子どもが社会体験をできる。親として本当にありがたいと思いますよ。
 
glay-s1top.jpg 広々とした開放的な空間で子どもの個性を伸ばす
広々とした開放的な空間で子どもの個性を伸ばす
鈴木 多くの親御さんが気になっているのは、お子さんの将来だと思います。自分が高齢になったらお世話できなくなるかもしれない、自分が先に亡くなったら残される子どもはどうなってしまうだろう、といった不安です。そこを解消するのが、早期療育でもあります。例えば「ソーシャルスキルトレーニング」では、簡単な遊びや運動を通じて集団生活に必要なコミュニケーション方法を自然に育みます。
 
石黒 社会に適応して生きていける自立力を身につけられるんですね。
 
鈴木 はい。ただ依然として、ご両親をはじめ地域の方々に療育への理解が浸透し切れていないとも感じています。放課後等デイサービス・児童発達支援の施設を利用することへの抵抗感が先立って、お子さんへの対応が遅れてしまうケースは多いんです。
 
石黒 こんなに素敵な場所があるのに、もったいない! お子さんへの丁寧なケアやトレーニングをしてくれる未来花さんのような施設に通う子どもたちが、どんどん増えてほしいです。