加藤 ええ、当アトリエは教室ではありません。油彩画、粘土細工、石膏デッサンなど、さまざまな芸術の制作を通じて自由に自分を表現する場所です。私が会社員を辞めて2021年にアトリエを開業して以来、お子さんから社会人までさまざまな方が集まっています。
水野 安定したお仕事を捨ててまで、アトリエを開かれた理由が気になりますね。
加藤 それは、特に子どもたちに自分を褒めたり認めたりしてくれる場所の必要性を感じたからです。もともと私は子どもの頃から地域の少年団で活動していて、誰もが言いたいことを言い合える環境で仲間をつくり成長してきました。しかし、大人になって就職するとどうしても上下関係に縛られます。もう一度、年齢や肩書に関係なく誰とでもコミュニケーションが取れる場所を提供したい――この気持ちがアトリエをオープンした原動力になりました。
水野 一方的に指導するのではなく、家庭、学校、会社など、世の中にいるすべての人とアートを軸につながりたい。加藤代表の情熱に共感します。特に子どもたちにとっては、素直な自分の気持ちを表現できる環境は重要ですね。
加藤 また、美大生の中には就職先や作品を発表する場が見つからず悩む若者が多いんです。そのような現状を変えるため、このアトリエの企業化も考えています。運営を彼らに任せて雇用につなげ、作品制作の拠点としても活用してもらうつもりです。
水野 創作と生活の板挟みで悩んでいる芸術家の受け皿ですね。可能性は無限大ですよ。
加藤 ありがとうございます。もちろん私が何よりも重視しているのは子どもたちを支えること。自分の頭で考え自発的に動ける子どもを育てたいんです。確固とした自分をつくることができれば社会に出ても生きていけるでしょう。そのために私は遊び心を大切にして、思い付いたことをそのまま形にできるアトリエを運営していきます。芸術にうまい下手は関係ありません。表現に興味のある方はお気軽に足を運んでいただきたいですね!
水野 あるがままの自分を開放できるアトリエ。これほど素敵な場所はそうありません。ぜひ、子どもから大人まで大勢の方の居場所になり、明るい未来へつなげてください!
加藤 ありがとうございます。もちろん私が何よりも重視しているのは子どもたちを支えること。自分の頭で考え自発的に動ける子どもを育てたいんです。確固とした自分をつくることができれば社会に出ても生きていけるでしょう。そのために私は遊び心を大切にして、思い付いたことをそのまま形にできるアトリエを運営していきます。芸術にうまい下手は関係ありません。表現に興味のある方はお気軽に足を運んでいただきたいですね!
水野 あるがままの自分を開放できるアトリエ。これほど素敵な場所はそうありません。ぜひ、子どもから大人まで大勢の方の居場所になり、明るい未来へつなげてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事は環境と関わる人次第で変わってくるものだと思います。自分をしっかり表現でき、こだわりを持てるような環境であれば仕事は楽しいし、結果もついてくるものだと思います。
(加藤大輔)
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